子どもが3歳になるまでは“母親”がそばにいるべき?
子どもが3歳になるまでは“母親”がそばにいるべきなのでしょうか?
しっかり愛してあげることが大切
回答:大日向 雅美さん 乳幼児期の発達に、「特定の大人に愛される」経験はとても大切です。でも、必ずしも“母親”がそばにいる必要はありません。パパでも、祖父母でも、その子を大事に思う大人が愛し、見守ってあげることが大事、ということなのです。
子どもが不安なとき、そばにいてあげることが大切
回答:遠藤 利彦さん 乳幼児期の発達においては、アタッチメント(愛着)が大切です。 <アタッチメント(愛着)とは> 怖いとき、不安なときに特定の人にくっついて安心感を持とうとすること。 子どもは「怖いときや不安なときに、確実に人にくっついて安心感を得られる」という経験をたくさん積んでおくと、「自分が困ったときは周りの人が助けてくれる、支えてくれる」という“周りの人への信頼感”、また、「困ったときは助けてもらえる、支えてもらえる」のだと、自分に“自信”を持てるようになります。 “周りの人への信頼感”や“自信”を持っていると、保育園などの家庭外の場所においても、他の人との関係が自然とつくれるようになります。 こうした“周囲への信頼感”“自信”を養うために、周囲の大人たちが子どもを見守ることが大事なのです。
PR