足の発達を促す良い運動はありますか?
足を動かし筋肉をつける
回答:佐藤 雅人さん 子ども自身に足を動かしてもらい、筋肉をつけるようにしましょう。 足を動かし筋肉をつけると、土踏まずが作られるので、へん平足の予防にもつながります。 また、はだしで歩かせるのも良いですよ。平らなところだけでなく、砂場の上や芝生の上など、不安定なところを歩かせると、足の裏に刺激が与えられるのでおすすめです。 <へん平足とは> 土踏まずがない状態。 体を支えるには不安定な足の形のため、歩くだけで疲れやすい。
子どもと楽しみながら、変化をつけて歩かせる
回答:鈴木 康弘さん 「歩く速さ」「歩く方向」「足の力」に変化をつける運動をすると、足の発達につながり、へん平足の予防にもつながります。 子どもと一緒に楽しみながらできる「あんよ遊び」がおすすめですよ。 <あんよ遊び> ■カニさん遊び フラフープを子どもと向かい合わせで持ち、一緒に横に歩く。 横に歩く動きは、子どもが1人で歩き始めてしまうとなかなか経験できない動きです。 ■風船遊び 子どもの頭の上に風船をかざして、子どもに風船を触らせる。 子どもは風船に触ろうとして、つま先立ちになります。 ■ペンギン遊び 大人の足の上に、子どもを乗せて歩く。 子どもは、大人の足の上から落ちないように、足に力を入れます。 ■手ぬぐいでしっぽとり 腰に後ろ手で手ぬぐいを持ち、子どもに手ぬぐいを追いかけさせる。 子どもは、手ぬぐいを追いかけながら、移動するスピードや、方向を自分自身で調整するようになります。 <子どもを歩かせるときのポイント> これらのポイントを考えながら、運動遊びをしてみましょう。
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