息子は8か月で、パパに遊んでもらうときはよく笑いますが、私と2人のときはいろいろ話しかけてもあまり反応がなく、無表情です。話しかけるタイミングが間違っているのでしょうか?
パパとママではコミュニケーションの種類が違う
回答:大豆生田啓友さん 赤ちゃんは、普段と違う刺激があるとすぐ反応して、うれしくてキャッキャと喜ぶことがあります。普段はそばにいないパパに遊んでもらったとき、とてもよく笑ったりするのがその例ですね。でも、眠かったり調子が悪くてぐずったときは、ママを求めてくるはずです。パパとママで役割が違うということではなく、求められているコミュニケーションの種類が違うんです。パパとは刺激的な遊びをしてよく笑い、ママに対してはまた違った種類のコミュニケーションを求めています。赤ちゃんがママの方を見たときや、何か言おうとしているとき、あるいは泣きながら何か訴えてきたときが、コミュニケーションをはかっていく良いタイミングですね。
お母さんは子どもにとって「ほっとする存在」
回答:井桁容子さん 基本的にお母さんは、子どもにとってイベント係ではなく、「ほっとする存在」であればいいと思います。子どもがいつもほっとする状況にするためにも、お母さんがリラックスして、鼻歌交じりで楽しそうにしているくらいの気楽な雰囲気が大切ですね。お母さんががんばってコミュニケーションを取ろうとしているとき、赤ちゃんは、無表情なようでもお母さんががんばっていることを理解し、受けとめています。それくらいの力が赤ちゃんには備わっているので、お母さんは特別にがんばろうとせず、ゆったり構えて「大好きよ」という気持ちで赤ちゃんと同じ時間を楽しんで共有するようにしましょう。
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