外に行くと、他の子どもにケガをさせてしまうのではないかと心配です。
家の中なら、子どもが親をたたいても対処できますが、外ではそうはなりません。
他の子どもに暴力をふるわないようにするためには、どのようにしつけたらいいのでしょうか?
(2歳の男の子をもつママより)
家庭の中でも根気強く伝える
回答:岩立 京子さん 外で他の子どもをたたいてしまうのではないかと心配になりますが、その場合は、家にいるときに根気強く「暴力はだめだよ」と注意し続けるようにしてください。 「家ではかまわないが、外に出たらダメ」と注意するのは、2重基準となるため、家にいるときにいくら子どもに言い聞かせても、理解できず、混乱してしまいます。 そのため、家でも外でも同じように、「暴力はだめだよ」と言い聞かせる必要があります。
子どものいざこざは手加減や共感を覚える機会
回答:遠藤 利彦さん 子ども同士のいざこざやちょっとした取っ組み合いというのは、手加減や、ケンカのあとに「やりすぎてしまったな」と反省することを覚える、とてもいい機会でもあります。 周りの子どもに乱暴なふるまいをしてしまうのは、自分の子どもだけでなく、他の子どもも同じような状態の可能性もあるため、不安に感じ過ぎず、「お互いさまだ」と考えるといいと思いますよ。 「子どもに『暴力はダメだよ』と家で言い聞かせ、理解できるようになるまでは、外で遊ばせられない」ということはありません。万一、他の子どもとケンカしてしまっても、親は、「これを機会に子どもは学んでいるんだ」と考え方を変えるのもいいと思います。
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