2歳7か月の娘は、「イヤイヤ期」まっただ中で、気に入らないことがあると物を投げつけたりします。この時期はしかたないと割り切ってある程度許した方がよいのか、それとも、「ダメなものはダメ」と、しっかり叱るほうがよいのでしょうか。

叱る前に、子どもの気持ちを聞いてあげましょう。

回答：井桁 容子さん

自分の思い通りにならないときに物を投げるのはよくないということは、きちんと教えてあげる必要があります。でも、頭ごなしに叱ると、自分の思いが伝わらないことで余計にイヤイヤが激しくなってしまいます。
「本当はどうしたかったの？」と、子どもの気持ちを聞いていったん受け止め、そのあとで「お口で言ってくれたらママもわかってあげられるよ」と伝えると、次からも、物に当たるのではなく言葉で表現できるようになりますよ。

その時に応じて、いろいろな関わり方をしても大丈夫。

回答：小崎 恭弘さん

2〜3歳頃のイヤイヤ期は、誰もが必ず通過するものです。今は大変だと思いますが、そのうち必ず終わります。この時期を経て、子どもは大きく成長するので、しっかり向き合ってください。
子どもが危ないことをしたりわがままを言ったりした時は、「必ずこうしなければいけない」ということはありません。「ダメよ」とビシッと言う時もあれば、許す時もありと、いろいろな関わり方のレパートリーを持っていると気が楽になりますよ。