2人目の子どもが生まれてから、「いい母」ではないと感じ、悩んでいます。
現在、上の子はイヤイヤ期で、何事にも「イヤ」と言います。
わがままを言うことに、「仕方ないな」と思えるときもありますが、自分の気持ちに余裕がないときは、つい怒鳴ってしまい、その後、「どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう」と落ち込みます。
「自分の気持ちを抑えて、子どもの気持ちになって考えてあげる母親」が理想だったのですが、実際にはそれができずに、感情的になってしまいます。心の余裕が持てない私は、「いい母」ではないのでしょうか?
(2歳7か月の女の子と1歳2ヵ月の女の子をもつママより)
欠点や自信がないことは、成長のために大事なこと
回答:大日向 雅美さん 自分の欠点や自信がないと理解することは、自分の成長のためにとっても大切なことです。 人間は感情をもった生き物で、ママも人間です。感情的になって怒ってしまうのは当たり前のことだと思います。 子どもの発達年齢を考えると、大きな声で子どもを叱らなければいけないときもあります。それを子どもが見て、「自分はなにかいけないことをしてしまったんだ」と子ども自身が気付くことも大切です。みんなが子どもに対して、やさしく笑顔でいることの方が不自然だと思います。 一番問題なのは、自分の欠点を見てみぬふりをする、言い訳をしてごまかしてしまうことです。 まじめで完璧な「いい母」になる必要はありません。「自分も人間である」と認めた上で、自分の至らないところも埋めながら、徐々に「いい母」になっていけばいいと思いますよ。
目の前の展開から目を反らしてみることも必要
回答:長谷川 博一さん 子どもがわがままを言って、外に出なかったり、おむつを履かなかったりするときには、目の前の出来事から少し目を反らしてみることも大切です。 いったん冷静になれる時間を持つことで、ママとしての自分を守ることができたり、自分の中にある気持ちや、やりきれない思いなどを多少解消することが出来ると思います。
すくすくポイント
自分を認める方法をご紹介
PR