小さい子どもを育てながら効率的に家事を進めることができる?

クリップ
クリップ

2024/08/31

出典:すくすく子育て[放送日]2024/08/31[再放送]2024/09/05

娘は1歳を過ぎてから我が出始めて、要求を通そうとするので大変です。例えば、料理中でも「だっこ」と言って大泣き。洗濯物をとりこもうとしても、私のいるところに来たがります。少しでも家事をラクにしようと食洗機を使ったり、冷凍野菜を利用したりしますが、毎日「かまってほしい」と追い回され、家事が進みません。どうすれば小さい子どもを育てながら、効率的に家事を進めることができますか。
(お子さん1歳3か月のママ)
りんたろー。さん(MC)

うちの子はまだ歩けないので大丈夫だけど、これが始まるということですね。
丸山桂里奈さん(MC)

そうですね。子どもに「だっこして」と言われて、だっこひもを使おうとしたら嫌がって、ずっとだっこしていることもあります。

子どもの後追いは成長のひとつの証

回答:小崎恭弘さん

後追いは大変ですよね。でも、これは寝ている赤ちゃんにはないもので、子どもが成長して「ママ・パパ大好き」という気持ちを出す成長のひとつの証だと、肯定的に捉えてほしいです。ママ・パパが見えないと、不安になっていくんですよね。
「今から料理したい」といったタイミングで、子どもが泣き出したりするのは、親の気持ちや視線が自分から外れたことに気づいて、アピールしているのだと思います。

親子で一緒に何かをしてみる

回答:小崎恭弘さん

家事や育児が忙しいこともわかります。一方で、今は子どもを中心に、大事にしてあげるタイミングでもあると思います。
例えば、子どもが来たときには親子で一緒に何かをしてみるのはどうでしょう。おすすめは、子どもにキャベツをむかせてあげることです。子どもがむいても料理で使いやすく、たまねぎのように目にしみたりしません。ほかにも、小さい雑巾を渡して「きれいにお掃除しよう」と言って、一緒に掃除することもできます。
それでも子どもが泣くときには、おんぶひもを使いましょう。おんぶひもだと、親の手が空いて、子どもも親と同じものが見えます。

家事は完璧を目指さない

回答:西﨑彩智さん

後追いの時期は大変ですよね。この時期のポイントは2つです。
まずは、家事は完璧を目指さないこと。SNSなどを見て「こんなの、うちはできてない」「私はダメなのではないか」と思うことがあるかもしれませんが、ごはんに関していちばん目指すべきは「家族が笑顔で食べること」だと思います。簡単な物でもいいのです。手が込んだものが食べたければ、注文や外食の選択もあります。今日一日が穏やかに終わるのが、まずひとつです。

パパ・ママと同じものを子どもに共有する

回答:西﨑彩智さん

もう1つは、パパ・ママと同じものを子どもに共有すること。子どもは、親・大人が持っている物に、とても興味があります。例えば、親が料理しているときは、子どもに、子どもが使えるボウルとおたまを持たせて「カチャカチャするよ、ママもやってるよ」「一緒だね」と言って、一緒にしてみましょう。
洗い物をするときも、使っているスポンジとは別のものを子どもにも持たせてみてください。「一緒にキュッキュするよ」と言って一緒に洗う動作を教えてあげる。「一緒だね」と言うと、とても満足すると思います。
丸山桂里奈さん(MC)

子どもと一緒にするという考えが、自分の中にはなかったです。子どもが近寄ってきたら離すことばかり考えていました。もちろん、火を使うなど危ないときもありますが、同じものを持って一緒にするというのはいいですね。

家族が家事をしてくれない… 何かできることは?

おもちゃの片づけ、どうすればいい?

PR

×     閉じる