夏になると熱中症による子どもの事故が多いイメージがあります。子どものほうが大人より熱中症になりやすいのでしょうか。
（すくすくファミリー）
子どもは体温をさげにくく、汗をかきにくく、汗を出すメカニズムが十分に発達していない
回答：植松悟子さん
子どもは熱中症になりやすい理由があります。
まず体の構造です。子どもは体が小さく、体温調節する血液の量が少ないので、熱を逃がしにくく体温がさがりにくいです。
次に体の機能です。大人は汗をかいたほうがいいときに、タイミングよく指令が出て汗をかき体温調節するのですが、子どもはそのタイミングが少し遅れてしまいます。そのため、体に熱がこもって熱中症になりやすいのです。
そのため、予防が大事になります。暑い環境に長時間いない、こまめに休憩をとる、そして十分に水分をとりながら子どもの元気さや様子に気をつけてください。
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