「ちょっと待ってね」が長くなる… アタッチメントできているか不安
子どもに呼ばれたらできるだけすぐ行こうとしていますが、皿洗いなどをしていると「ちょっと待ってね」がどんどん長くなってしまいます。ふだんコミュニケーションを取れているのか、きちんとアタッチメントできているのか不安です。
(すくすくファミリー)
(すくすくファミリー)
フラストレーションの経験が発達のプラスになることも
回答:遠藤利彦さん 子どもの欲求に、大人がすぐに応答するのは理想的かもしれません。でも仕事中など、いつもは難しいですよね。 応答がないと、子どものフラストレーションがたまって、さらに強く泣くこともあります。一方で、そのように自己主張することは、子どもの発達にプラスに働くこともあります。「この言い方でわかってもらえないなら、違うやり方でしてみよう」などと、コミュニケーションのしかたを学ぶこともあるのです。
―― 何歳ごろはアタッチメントを増やさないといけない、メッセージを見逃してはいけない、といった時期はありますか?
アタッチメントは一生涯大切にしてほしい
回答:遠藤利彦さん 「何歳まで」と、あまり時期を考える必要はありません。乳幼児期は土台形成においてとても大切な時期ですが、アタッチメントは一生涯にわたって続くものです。何歳になっても大切にしてほしいと思います。
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