園のスナップ写真、もっと上手に撮ってほしいとお願いしたい…
園で、先生がスナップ写真を撮ってくれるのですが、もっと上手に撮ってほしいと思っています。先日、ハロウィーンで子どもたちが「おすし」の仮装をしたようで、その様子を写真で見せてもらえました。
でも、子どもが柔道着を着ているみたいな写真でした。実は、背中側を見ると「にぎりずし」だとわかる仮装だったようです。もっと伝わる写真を撮ってほしかったと思っています。それを言うのはモンペでしょうか?
(スペさん)
―― 園のスナップ写真に「むむむ」。あなたならどうしますか?
鈴木あきえさん(MC) 保護者が参加しないイベントは、どうしても園の写真が頼りになりますよね。
古坂大魔王さん(MC) そうですよね。そこでうちの子だけ目を閉じていても、先生に「うちのお姉ちゃんずっと半目だったんでよ」と言って、笑い話にしていました。
卒園のときにカメラをプレゼントした
藤本美貴さん 先生が気持ちで撮っていただいたものなので、文句は言いません。通っていた園の写真は、画質が低かったのですが、卒園するときにカメラをプレゼントしたんです。コンパクトで使いやすいものです。先生に「写真がすごいうれしかったんです。みんな楽しみにしていたので、よかったらこのカメラを使ってください。画質もよくなるし、ブレにくいみたいですよ」と言って渡しました。
鈴木あきえさん(MC) すごいですね。そういう協力のしかたもあるんですね。
古坂大魔王さん(MC) みんなができることではありませんが、自分で買って渡せばいいというのはすごいですね。
サービスというものをどう捉えるかによる
古坂大魔王さん(MC) サービスというものを、どう捉えるかによると思います。安全に健康に育ってくれればいいという考えもあります。スナップ写真の質は園に求めることなのか、考えてみるのもいいですね。
写真はありがたい。意見せず我慢
鈴木あきえさん(MC) たしかに、顔が半分入っていなかったり、1枚も笑ってなかったりすることもありますね。でも、園での様子がわかるだけでも、本当にありがたいツールだと思うので、絶対言えないと思います。意見せず我慢しますね。
あばれる君さん 実は、園でビデオ係をやっているんですよ。例えば、遠足に同行して撮るんです。それで、保護者の方から意見されることがあるんですね。頑張って撮っているので、やっぱり言われたほうはショックなんですよ。
写真や撮影してくれる人を褒める
古坂大魔王さん(MC) 私は、「いつも写真見てますよ、とてもいいですね」と伝えているんです。「逆光の雰囲気が最高でしたね」「別の写真もあったら見たいな」と言っていると、先生の「期待されてる」とモチベーションも上がって、より写真を意識してくれると思います。
―― 大豆生田さん、みなさんの考えはいかがですか?
写真には保育の質を向上させる目的がある
大豆生田啓友さん 今、保育の世界では、毎日の日誌のような記録を写真で撮るようにしています。それを「ドキュメンテーション」と言います。子どもの活動を写真や動画・音声・文字などで記録して、保育を「見える化」し、保育の質を向上させる手法です。文字だけで書くより、写真には圧倒的に意味がある。写真にはそのような目的があります。それを、保護者にも発信することもあるのです。
保育中にいい写真は撮れない
大豆生田啓友さん 園の先生は子どもたちの近くにいて、子どもたちがいちばんいいときは子どもたちと関わっています。そのため、保育中にいい写真は撮れないわけです。園側の立場で考えると、よい写真を求めるのは違うように思います。むしろ、先生たちは子どもの育ちや、子どもの様子を、写真だけではなく言葉で伝えようとしているので、そこを見てほしいと思います。先生たちは子どもたちの育ちと命を守ることに精いっぱいなのです。 一方で、先生たちは写真を見てほしい気持ちから、できるだけ発信しようとしているので、その点を見てほしいと思います。 先生とは別に、プロのカメラマンが撮っているような場合は、要望を出してもいいかもしれません。
鈴木あきえさん(MC) 以前、保育士の方が子どもたちの写真を撮っている場面を見たことがあります。やっぱり子どもたちをみるのが第一で、カメラの画面なんて見ていないですよね。子どもを見てるからこそ、ブレた写真になるんだと納得しました。
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