離乳食と家族のごはん、お出かけのときの離乳食はどうしたらいい?
(お子さん3歳・6か月のママ)
ここで、3人の子どもたちを育てている、鈴木亜美さんの時短テクニックを紹介します。
あみーゴ流 離乳食・家族のごはんの時短テクニック
離乳食と家族ごはんを同時に作る
まず、離乳食初期の作り置きに便利な時短テクニックです。「炊飯器」でいろいろな種類の野菜を一気に炊きます。
今回は、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなどを入れてみました。
炊飯器を使うポイントは、とにかくやわらかく仕上がること、ボタンを押すだけのほったらかし調理で時短になることです。
早炊きモードを使えば、20~30分でできあがります。野菜の自然なだしがきいた、ほくほくで大人が食べてもおいしいスープになります。
※炊飯器は調理機能がある機種を使用し、水の容量を守りましょう。水が多すぎると吹きこぼれることがあるので注意しましょう。
ここから離乳食も作ります。野菜ごとに取り分けて、スープを足して、ミキサーで時期に合わせた軟らかさに調節します。
あとは製氷皿に、食材ごとに分けて入れて冷凍しておきます。いろいろな種類が同時に作れます。
大人と子どもの家族のごはん
毎日の家族のごはんの時短テクニックは「鍋」です。
毎日のごはんの汁物がわりに野菜たっぷりの鍋を作ります。野菜をザクザク切って、水を足して煮込むだけなので簡単です。この日はキャベツ、きのこ、にんじん、もやしなどを入れました。
食卓に置いて、それぞれの器に取り分けます。これなら大人も子どもも好きな味つけにできますよ。
鍋を離乳食にも
離乳食も鍋から作ります。わざわざ離乳食を別に準備せず、家族の今日のスープと一緒に作るんです。
たっぷりの野菜を火にかけて、ぐつぐつ煮るだけです。キャベツ、たまねぎ、じゃがいも、だいこん、にんじん、ズッキーニを入れました。
味付けをする前に、赤ちゃん用を取り分けます。
離乳食の時期に合わせて、キッチンばさみで細かく切ります。
例えば、マグロの刺身を鍋で湯せんして、しっかり火を通し、細かく切ってもいいですね。
ごはんやそうめんと合わせれば、2~3種類作ることができます。
最後に、鍋を家族向けに味付けします。この日はトマト味です。
鈴木亜美さん 子どもが3人いると、なかなか離乳食だけを作ることができません。結果的に、同じものを家族で食べる習慣ができました。
川口由美子さん 見本にしたいぐらいのいい活用方法だと思います。何より、大人もおいしく食べられるのがいいですね。
―― すくすくファミリーのみなさんも何かしていますか?
すくすくファミリー お茶パックと電気圧力鍋がおすすめです。具材ごとにお茶パックに入れて、電気圧力鍋で一緒に作ります。何日分も一度に作って冷凍して使っています。 ※容量を守り、機種の用途にあった使用法で調理しましょう
すくすくファミリー バナナとベビーフードを重宝していました。ベビーフードは鉄分多めのものを選んでいました。外出時は、バナナと赤ちゃん用せんべいを持ち歩いて、衛生面でもいいかなと思っています。
外食時などの時短テクニックは、薄める、刻む・つぶす、洗う
川口由美子さん 外出先で衛生面を気にしてバナナや、赤ちゃん用せいべいなどのベビーフードを使うのはいい取り組みだと思います。例えば、外で食べるときは味を薄めてみたり、小さく刻んだり、つぶしたりする方法もあります。味が濃いと思ったら、少しお湯で洗うと表面の味が落ちて薄まるのでおすすめです。ふだんの大人のごはんからの取り分けでも活用できますよ。
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