上の子が納豆にはまった時期があって、毎日のように食べていました。でも、ある日突然ブームが終わって、「納豆はいらない」と言ってきました。冷蔵庫には納豆のストックがたくさん残されて、どうしたらいいのかと思いました。
(お子さん2歳・1歳のご家族)
―― 遠藤さん、どうしてこんな行動をしてしまうのでしょうか?
新しい食べ物に出会い、関心を奪われた状態
回答:遠藤利彦さん 母乳やミルクから離乳食に変わって自分で食べることができるようになると、食のバリエーションが増えていきます。当然、今まで知らなかったおいしいものに出会うこともあります。それまで好きだったものが嫌いになったわけではなく、おいしいものに出会って、関心が一気に移ってしまったのでしょう。 子ども固有の味の好みは、乳幼児期にだいたい決まるといわれています。一度好きになった食べ物は、どこかの段階で再びおいしいと感じることもよくあることです。今は食べなくても、全く気にする必要はないと思います。
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