プールや海での感染症にはどのようなものがある? 予防法は?
子どもと一緒にベビースイミングに通っています。
プールでの感染症が気になるのですが、どのような感染症があるのでしょうか。
感染しない、させないために注意しないといけないことは何でしょうか?
他の人にうつさないことも大切
回答:草川 功さん プールでの感染症には、アデノウイルスによる「プール熱(咽頭結膜熱)」や、エンテロウイルスによる「手足口病」「ヘルパンギーナ」があります。 皮膚病の「水いぼ」も多いと思います。 また、食中毒が原因の「病原性大腸菌」はプールなどで、他の人からうつる可能性もあります。 自分の子が発症していないだけで、ウイルスを持っている可能性があります。 おむつをしたままプールや池に入らないようにしてください。 ウイルスに感染しないように予防することも大切ですが、他の人にうつさないことも大切です。
体調が悪いときは入らない、タオルの貸し借りはしない
回答:堀 成美さん 体調が悪いときは、プールや海に入らないようにすることが重要です。 また接触により感染することが多いので、タオルは個別に使って、他の人と貸し借りしないようにしましょう。 プールなどに常設されている足元のマットなどでの感染を気にされる方もいますが、責任を持って管理されている施設であれば、感染症に対する対策がとられていると考えていいと思います。 しかし、じゃぶしゃぶ池のような公園の池などは、管理をしている人がいない場合もあります。 その場合には感染症に対する対策はとられていないことが多いので注意が必要です。 子どもと遊ぶときは、そのような意識を持って遊んでください。
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