つい感情的になってしまう。穏やかに子育てするには?
ママは土日出勤が多く、そんなときは私が子ども2人の面倒をみています。ふだんは楽しく過ごしていますが、きょうだいげんかのときなど、つい子どもにどなってしまいます。家事などで余裕がないときにぐずられると感情的になってしまうのです。
感情をぶつけてしまったあとは、とても落ち込みます。私が怒りっぽいのかもしれませんが、毎日が反省と後悔です。
(お子さん4歳・2歳7か月のパパ)
感情をぶつけてしまったあとは、とても落ち込みます。私が怒りっぽいのかもしれませんが、毎日が反省と後悔です。
(お子さん4歳・2歳7か月のパパ)
共働きで朝はとにかく忙しく、思わず感情的になってしまうことがあります。例えば、保育園の時間ぎりぎりになって、子どもたちが「服を着るのがイヤ」「行きたくない」と泣き出したりすると、「行かなきゃいけないでしょ!」とどなってしまいます。
感情的になるのは朝だけではありません。例えば、私の体調が悪いときに、ほうっておかれたおもちゃを踏んでしまって、「痛い!片づけてって言ったでしょ!」と怒ることもあります。ずっと我慢しているものが、何かの拍子にあふれてしまいます。
(お子さん4歳・1歳11か月のママ)
感情的になるのは朝だけではありません。例えば、私の体調が悪いときに、ほうっておかれたおもちゃを踏んでしまって、「痛い!片づけてって言ったでしょ!」と怒ることもあります。ずっと我慢しているものが、何かの拍子にあふれてしまいます。
(お子さん4歳・1歳11か月のママ)
このように、「穏やかな気持ちで子育てしたいのに、つい感情的になってしまう」という声が届いています。感情的にならないように子育てをするには、どうしたらいいのでしょうか?
怒ることは自然なこと。罪悪感を持たなくていい
回答:大日向雅美さん 人間にとって感情は、とても自然で大切なものです。喜怒哀楽は、どれひとつとして無駄なものはありません。怒ることも自然なことで、とても大切なメッセージではないかと思います。「あなた無理をしているよ」「これ以上はだめになってしまうかもしれないよ」というシグナルなんですね。 だから、感情的になること、感情をぶつけること自体に罪悪感を持たずに、自然なことだと考えて、自分を否定しないでください。
感情的になったあとは見直すチャンス
回答:大日向雅美さん とはいえ、怒ってしまうと心を痛めますね。そのときは、「どうして怒ってしまったのだろう」と考えるかもしれません。でも、例えばブロックを踏んで怒ってしまうのは当然で、自然なことだと思います。 一方で、「これは怒らないでもよかったかな」のように、シグナルをもらったら少し整理してみましょう。自分の日々を見直すチャンスをもらえたと思えたらいいですよね。感情は豊かに持とうと思ってください。
できていることに目を向ける
回答:田中恭子さん ぜひ、親として「できていること」に目を向けてください。忙しい中、一生懸命に子どもたちと遊んだり、食事をつくったり、たくさんあるはずです。できないことばかり目について、つい忘れがちなことかもしれません。当たり前のようにできていることに目を向け、親として自信を持って子育てしてほしいと思います。
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