ステキッ!あそびのアイデア
■実況!お片づけ選手権(俵 麻衣子さん/島根県/2012年)
ごはんを食べ進めてくれないときにオススメ!
食事がなかなか進まないとき、「さぁ啓輔選手、ちょっと手がとまったようですが…、おっと食べました! 大きな口です!」と実況。
「さすがですね。」「後半のスパートがすごいですね。」とほめてあげます。
すると、ごはんの最後の一粒まで残さず食べてくれるようになりました。
■お口ピカピカ!アイの歌クイズ (小田 美穂さん/北海道/2013年放送)
仕上げ磨きを嫌がったときにオススメ!
歯を仕上げ磨きするときに、子どもに歌を歌ってもらい、親がその曲名を当てるクイズをします。
まずは、歌詞をすべて「ア」に変えて「ア~アア~ア~」と歌を歌ってもらい、口が大きく開いている間に奥歯を磨きます。
次は歌詞を「イ」に変えて「イ~イイ~イ!」と歌ってもらい前歯を磨きます。
子どもは遊んでいる間に歯磨きが終わり、親はクイズの答えに悩んでいるふりをすることで時間がかせげてしっかり仕上げ磨きができます。
■しゃぼん玉イリュージョン(菅原 尚孝さん/宮城県/2014年放送)
しゃぼん玉がもっと楽しくなるアイデア!
お風呂場を暗くした状態で、しゃぼん玉を作り、懐中電灯で照らします。
すると、照らされたしゃぼん玉は、懐中電灯の光を反射して不思議な虹色になります。
その光景は幻想的で、イリュージョンのような気分が味わえ、子どもたちの気持ちを落ち着かせてくれます。
専門家からの一言
回答:榊原 洋一さん 保育園や幼稚園では、遊びを通じて子どもを伸ばす取り組みをしています。 低年齢の子どもにとっては、遊びというのは、学習、学びと同じことなのです。 「実況!お片づけ選手権」は、遊びの中で子どもをほめることで、子どもの成長を後押しする良いアイデアですね。 子どもは「自分にはこういうことができるんだ」というような「自己効力感」「自己肯定感」を得ることで、「次はこれをやってみよう、その次はあれをやってみよう」とさまざまなことにチャレンジするようになり、成長していきます。 子どもが「自己効力感」を得て学ぶには、親が子どもをほめることが必要です。 「しゃぼん玉イリュージョン」は、幼児教育とアートを組み合わせた取り組みとしてもいいアイデアですね。 イタリア北部のレッジョ・エミリア市は、市の予算の10%以上を幼児教育に使いユニークな幼児教育を行っていることで世界的に有名で、いろいろな現場でお手本となっているのですが、その中でも、光をあてると見え方がどう変わるかというようなアートの取り組みがあります。
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