「思いやりのある子」に育てるにはどうすればいい?
人と関わる上で、思いやりは大切だと思います。わが子には「思いやりのある子」、「人の気持ちが分かる子」になってほしいです。思いやりなどは、どのように身につけさせたらいいのでしょうか?
子どもは人とぶつかり合う経験を通して、思いやりや、人の気持ちを学んでいく
回答:遠藤 利彦さん 子どもは人とぶつかり合う経験をすることで、思いやりや、人の気持ちを学んでいきます。 乳幼児期の子どもは、何事にも自己中心的に振る舞うものです。友だちとのケンカやおもちゃの取り合いも頻発しますが、そのような経験の中で、相手の気持ちや感情に気づいていくのです。これが、思いやりや、人の気持ちを理解する「最初のステップ」となるため、本当に危険なとき以外はトラブルや子ども同士のケンカを恐れすぎず、見守っていってくださいね。
まずは大人が思いやりのある行動をする
回答:大日向 雅美さん 人の気持ちを理解する力は4、5歳ごろから徐々に育っていくものです。それまでは、「人の気持ちを理解し、思いやるための素地」をつくる期間です。素地をつくるためには、大人である親同士が、思いやりのある行動をとっているかどうかが重要です。 子どもの一番身近なモデルはお父さんでありお母さんです。家の中でも、親は思いやりのある行動を心がけてくださいね。
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