子どもとペットが仲よくするにはどうすればいい?

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2022/01/22

出典:すくすく子育て[放送日]2022/01/22[再放送]2022/01/29

子どもが生まれる前から犬を飼っていて、ときどき娘(2歳)が犬に乱暴するので困っています。1歳のころは「ダメだよ、痛いよ」と言えば聞いてくれたのですが、今はわざとやるようになり、言っても聞きません。さすがに犬もストレスになったようで、頬のところをかんだことがありました。娘の行動は突飛で注意しきれないこともあります。このままでは、どちらかがケガをするのではないかと心配です。仲よくするには、どうすればいいでしょうか?
(お子さん2歳のママ・パパ)

動物の気持ちを代弁するのは有効

回答:濱野佐代子さん

「ダメだよ、痛いよ」のように、動物がどう感じているかを教えてあげることは大切です。相手の立場になって考える練習にもなります。動物の気持ちを代弁するのは、有効な方法だと思います。

子どもとペットが楽しめる遊びを提供する

回答:濱野佐代子さん

子どもとペットとのいざこざが、楽しい遊びに変えられるといいですね。どうすれば、両方が楽しくなるのか考えてみましょう。例えば「ボールを使って遊ぶんだよ」と教えるなど、子どもとペットが楽しめる遊びを提供することが効果的です。
実際にペットにかまれるという事故も起きていると思いますが、どう防げばいいですか?

ペットと子どもだけにしない

回答:濱野佐代子さん

まず、ペットと子どもだけにしないことです。必ず、大人の目が届く範囲で触れ合わせてください。ふだんはおとなしい犬でも、怖い思い、痛い思いをすると、自分を守る行動をとる可能性もあります。

ペットへの興味や探索心は大事に

回答:濱野佐代子さん

お子さんは関心があってペットに手を出していると思います。そのため、単にペットから遠ざけるのではなく、どんなことをするとペットが嫌なのか、どんなふうに関わればいいのか伝えましょう。ペットに対する興味や探索心を育てつつ、適切な関わり方を教えてあげるのがいいですね。
大人が、子どもの手本になるような関わり方をすることが重要ですか?

暴力でペットをしつけると子どもに悪影響

回答:濱野佐代子さん

そうですね。思い通りにならないからといって、大人がペットをたたいたり蹴ったり、暴力でしつける、恐怖心をあおるのはよくありません。子どもが、その行為を模倣してしまうかもしれないので、必ず避けてください。

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