コロナ禍での外遊びはどうしている?

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2022/01/15

出典:すくすく子育て[放送日]2022/01/15[再放送]2022/01/22

コロナ禍での外遊びはどうしているのでしょうか。ママ・パパの話を聞きました。

人がいない公園を選んでいます。人に近づくのはダメなことではないのに、子どもが人に近づいていくと「ダメだよ」と言ってしまうので、そもそも人を避けるようにしています。
(お子さん1歳5か月のママ)

本当はママ友と外遊びのしかたやおすすめの公園など、情報交換したいのですが、なかなかできません。公園などに「ソーシャル・ディスタンスを守りましょう」といった看板があると、やっぱりほかの人を誘わないほうがいいのかなと思ってしまいます。
(お子さん1歳2か月のママ)

人のいない時間帯に公園に行くようにしています。娘は朝が早いので、早朝に行くことが多いです。
(お子さん4歳のパパ)

子どもは遊び感覚で手洗いをしてくれますが、マスクはどうしたらいいのか悩んでいます。
(お子さん4歳のママ)

子どもの外遊びでは、マスクなどの感染対策をどうしたらいいですか?

まずは家族で感染していないことを確認する

回答:福井聖子さん

子どもへの感染は、圧倒的に大人からが多いようです。外遊びや他の子どもたちがいる場所に行くとき、まずは、家族内で感染の可能性を確認することが大前提となります。

子どものマスクは状況に応じて柔軟に

回答:福井聖子さん

マスクをつけたまま遊ぶと、走り回って呼吸が早くなり息苦しくならないか心配ですよね。マスクが苦手な子どもに無理にさせると、マスクを取ろうとして何度も顔を触るなど、感染リスクが高まってしまうことがあります。そのような場合にはマスクを外していいと思います。もちろん、マスクをしたままでも平気な子どもの場合は、そのままでいいと思います。外遊びでの子どものマスクは、状況に応じて柔軟に対応してください。


安心して遊べる場の取り組み

コロナ禍の影響が続く中、さまざまな感染対策をして積極的に「外遊び」を提案しているグループがあります。公園などで子どもの遊びをサポートするNPO法人「そとぼーよ」です。

例えば、以前はみんなで1枚のレジャーシートに座っていましたが、今は距離をとってシートを敷いています。

また、あそび道具を分散して配置するのも作戦のひとつです。子どもたちの遊びを制限することなく、距離を保つことができます。

ママ・パパたちに人気なのが「散歩」です。密集を避けながら公園内をめぐります。

外にはいろんな話すきっかけがあるので、室内よりも自然に会話が弾みます。なごやかな雰囲気は、自然の力のように感じています。外ならではの魅力です。子どもはどんなおもちゃよりも、枝、水、草といったものが好きなので、宝物がたくさんある壮大な遊び場になると思います。親もそれが宝だと気づけたら、どんどん外遊びが楽しくなるでしょう。
(NPO法人「そとぼーよ」代表理事 本道良子さん)

親同士がつながる機会も減ってしまった状況で、こうした活動が心の距離感を縮めるきっかけにもなるようです。コロナの影響で損なわれた「日常」をいかに取り戻すか。外遊びの大切さが見直されています。


コメント:鈴木あきえさん(MC)

親が「子どもは遊びの天才」だと気づくこと。外遊びのときには「そこは汚い!」といったことは言わず、一緒に外遊びを楽しむことが重要だと思いました。

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