字の書き間違えは、無理に直さなくていいの?

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2021/02/06

出典:すくすく子育て[放送日]2021/02/06[再放送]2021/02/13

息子は電車や散歩が大好きで、家では私と勉強しています。算数の動画などに興味を持ちはじめたとき、子ども用ドリルのようなプリントを見せると、本人がやりたがりました。それからはプリントを自由にやらせて、私は本人ができるだけ自分で気づけるような声かけをときどきしています。
でも、字を書くのは少し苦手です。見本を見ながら書いても、左右が逆になったりします。このまま自分だけで覚えていくのが大変ではないかと心配しています。字の書き間違いは、無理に直さなくていいんでしょうか。
(5歳 男の子のパパ)

間違いを正すことで興味を失ってしまうこともある

回答:吉永安里さん

幼児期には、字が逆さまになる鏡文字や、他の字と混じることが、発達上よくみられます。今の段階で楽しく取り組んでいるのであれば、その興味や意欲を大事にしてあげましょう。間違いを正すことで興味を失ってしまうこともあります。親としては問題を解くことに注意がいくと思いますが、大事なのは親がどう関わるかだと思います。

子どもが好きなこと・楽しいことを、一緒におもしろがる

回答:大豆生田啓友さん

お子さんにとっては、文字を読んだりするのも「遊び」なんです。ゲームみたいに楽しんでいますね。そのような子どもが好きなこと・楽しいことを、パパが一緒におもしろがっているところが、とても大事だと思います。間違いを直す必要はありません。これまでのように、親子でやりとりを楽しむことで、子どもの興味・関心が育ち、パパとの信頼関係が作られていくと思います。

好きなこと・できることには個人差がある

回答:大豆生田啓友さん

学習のプリントを楽しんで取り組んでいる子を見て、わが子が同じようにできるのか不安に感じてしまう方がいるかもしれません。でも、子どもが好きなこと・できることには個人差があります。大事なところは、子どもが好きなことに取り組み、それに親がつきあっていることです。

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