長編アニメを毎日見ている。長く繰り返し見せて大丈夫?

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2020/09/19

出典:すくすく子育て[放送日]2020/09/19[再放送]2020/09/26

長男は1歳7か月のころから、ママやパパが好きな長編アニメを一緒に見るようになりました。ストーリーや豊かな表現で、子どもの心を育むような内容であればいいのかなと考えています。今では、90分以上ある好きなアニメを毎日繰り返し見ています。見せている間に、次男の世話や家事ができるので助かっています。
一方で、アニメに子育てを任せているようで、罪悪感を抱くこともあります。愛情形成などに影響があるのか心配もあり、できるだけ一緒に見て、声をかけるようにしています。こんなに長く繰り返し見せて、大丈夫なのでしょうか。
(1歳11か月・5か月 男の子のママ)

ストーリーに夢中になるような体験は大切

回答:遠藤利彦さん

まずは、視力への影響を考えなくてはいけません。その上で、お子さんが集中して長編アニメを見ることができるのは、そのストーリーに夢中になって、何回も見直したいという気持ちがあるのではないかと思います。
みなさんも、幼いころ、同じ絵本をボロボロにすり切れるまで何回も読んでいたという方が少なくないと思います。ストーリーの中に自分を登場させてみたり、絵本の中のキャラクターと遊んでいる気持ちになったり、どんどん想像が膨らんでいく。子どもが、そのような体験をしていると考えると、決してマイナス面だけではないと思います。

親子共通の話題としてコミュニケーションの機会に

回答:遠藤利彦さん

アニメを一緒に見ながら子どもに声かけをするのは、よいことだと思います。アニメーションや物語を共通の話題にして、親子でコミュニケーションをとる機会になれば、子どものコミュニケーションの発達にとってプラスに働くこともあると思います。

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