一時保育を利用するときの注意点は?
一時保育を利用したいと思っているのですが、実際に利用するときにはどのような点に注意すればいいのか教えていただきたいです。
(7か月 男の子のママ)
(7か月 男の子のママ)
子どもの体調に気をつけて、体調が悪いときには無理せずキャンセルを。
回答:草川功さん 子どもが元気なときにはいいのですが、やはり体調には気をつけたいですね。体調が悪いときに預けると、子どもにとって「一時保育はつらいもの」という体験になってしまうこともあります。預けることが決まっていても、もしその日に子どもの体調が悪い場合には、無理をせず、親の予定を変えられないかなどを探ってみて、キャンセルすることを検討してください。
保育中の子どもの様子を教えてくれる預け先だと安心です。
回答:大豆生田啓友さん 保育中の子どもの様子をていねいに伝えてくれるかどうかは大きなポイントです。子どもがどんな気持ちでどのように過ごしていたかを知ることができると安心ですね。また、保育施設の場合には、可能であれば、実際に預ける前に親子で一度訪れてみて、安心して過ごせるかどうかをしっかり確認することが大事なことだと思います。
いろいろな情報をみて保育施設を探すだけでも大変。いい探し方はありますか?
住んでいる地域の「子育て支援の相談窓口」で、ニーズに合う保育を探しましょう。
回答:草川功さん 地域によって違いますから、まずは住んでいる地域の行政の窓口に相談に行くのがいいと思います。今、育児支援の窓口は充実してきています。中でも、「子育てコンシェルジュ」や「子育てコーディネーター」などと呼ばれている子育て支援の相談窓口では、親子のニーズに合った保育の種類や内容などを案内してくれます。
「子育てコンシェルジュ」って、どんなサービス?
1歳5か月の息子を習いごとに通わせたいと考えているママ。子どもが少しでも親から離れると泣いてしまう状態で、このまま習いごとをはじめられるのか不安を感じていました。
そこで、自治体が運営する子育ての相談窓口に相談することにしました。
ここでは、元保育士などで構成された子育て相談員がさまざまな子育ての悩みにこたえてくれます。
2015年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、全国の自治体でこうした相談窓口が設けられ、「子育てコンシェルジュ」などと呼ばれています。
相談員「子育て体験事業とか、そういうものでママに見守られながら同じ年齢の子どもと遊んでみる。まず、そういう経験をされてもいいのかな」
ママ「ぜひ利用したいです。それは⋯」
ママ「ぜひ利用したいです。それは⋯」
親子で保育を体験する会や一時保育の施設などを教えてもらうことができました。
窓口では、日ごろの子育てで感じる不安や悩みなどの相談にもこたえてくれます。
ママ「心配なことをとにかく全部聞いていただいて、それだけでもとてもスッキリしました。アドバイスいただいた内容も知らないことばかりで、とても参考になりました」
それぞれに合った地域のサービスを使うために、ぜひ相談窓口を活用してください。
コメント:大豆生田啓友さん 住んでいる地域にどのようなサービスがあるかを調べるのもなかなか手間がかかりますので、よく知らないという場合も多いですよね。こうした窓口の方は、その地域で受けられるサービスについて詳しいので、それぞれのニーズに合ったサービスを紹介してくれます。ぜひ活用していただければと思います。
はじめての一時保育体験レポート
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