(4か月の女の子のパパ)
(11か月の女の子のパパ)
(6か月の男の子のパパ)
赤ちゃんが安心するだっこの基本
横だき
1. いきなりだっこをすると、赤ちゃんがびっくりしてしまうので、予告してあげましょう。だっこをする前に「だっこしようか?」「ねんねしようか?」など、赤ちゃんに声をかけます。
2. 頭を支え、ひじの所に持って行きます。そしてグーっと赤ちゃんを連れて来て、自分の体に近づけます。赤ちゃんのお尻ではなく、赤ちゃんの膝の裏に腕を添えると背中が自然に丸くなり、赤ちゃんがリラックスできる体勢になります。
縦だき
1. お尻に手を持っていき、手首ではなくひじでお尻を支えましょう。赤ちゃんの足はダランと下ろさずにM字の形にすると、お腹とお腹が密着してだっこが安定します。
2. だっこするときの姿勢は、まっすぐに立つこと。軸がずれると、だっこをしている人も疲れやすく、赤ちゃんも安定しません。
パパのためのだっこ・おんぶ講座
ある子育て支援施設では、だっこ・おんぶ講座を開催しています。この日はパパ向けの講座に3組の親子が参加しました。
基本的なだっこをレクチャーした後、さまざまなだっこひもを使ってコツを教えてくれます。共通するポイントは、パパから赤ちゃんの顔が見えるようにすることです。
続いて、サラシひとつで簡単にできるおんぶの方法も教えてくれました。
1. 長さ5m幅30cmほどのサラシの真ん中を赤ちゃんの背中にあてる。
2. サラシを両脇に通し、胸元で強く握る。
3. サラシを握ったまま背負う。
4. 肩にかかるサラシを後ろへもっていく。
5. 赤ちゃんの膝の裏にサラシをあてる。
6. 胸の前で結ぶ。
おんぶは赤ちゃんの手足が自由になり、災害時に避難するときなどにも便利です。
最初は赤ちゃんも嫌がることがあるかもしれませんが、慣れてくると赤ちゃんが自らしがみつけるようになり、安定しておんぶすることができます。
最近では、こうしただっこやおんぶの講座が各地で行われています。
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