息子は、何かがうまくできなかったときに「ママのせいだ!」と怒ります。そう言われると、私もイラッとして感情的な言い方をしてしまうことがあります。感情的にならずに対応する方法があれば知りたいです。
(5歳の男の子をもつママより)
ママのせいにするのは、ママを頼りにしているから
回答:福丸由佳さん 「ママのせい」だと言われると、「ママには関係ないでしょ」と言いたくなってしまいます。ですが、「ママのせい」という言葉がいちばんに出てくるのは、ママが子どもにとって近くて大事な存在であるからだと思います。困ったことがあったらママが頼りなのです。
否定的な言葉を言われたら、ひと呼吸おく
回答:福丸由佳さん 否定的な言葉を言われたときは、ひと呼吸おいてください。「ママのせい」と言われてもすぐに言い返さず、ひと呼吸おいて「そうかぁ、ママのせいだと思っているんだね」と受け止めてあげる。すると「そうだよ、だってね…」と、その理由を子どもなりに話してくれるかもしれません。 また、ふだんから子どもが上手にできたときには「すごいね」と声をかけていると、自分に関心を持ってくれていると伝わり、子どもは安心すると思います。
誰かのせいにするのではなく、一緒に考えようと促す
回答:井桁容子さん 子どもがうまくできなかったときに誰かのせいにしてしまうのであれば、気持ちを切り替えて見方を変えることができるように「ママと一緒に解決方法を考えよう」と提案してみましょう。このとき、解決できるモデルを見せてあげてもよいし、解決できなくても一緒に考えるだけでもよいのです。同じような場面がきたとき、誰かのせいにする前に、他の方法があるかもしれないと考えるくせをつける練習になります。今後、お友だちとの関係や学校など、このような問題が起こる機会はたくさんあります。そんなとき、子どもはママが一緒に考えてくれたことを思い出して、考えてみよう、やり直してみようと思えるようになるのです。
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