1歳になるひとり娘を育てていますが、私自身には姉がいて仲よくしているので、ひとりっ子の気持ちがわからず不安があります。娘が「きょうだいがほしいな」と思ったり、大人になって親に話せないこともきょうだいにならと考えたりすると、もうひとり産むかどうか悩みますが、子どもをなかなか授からなかったので、二人目を望んでも難しいかなと思っています。
今は、私と子どもの1対1だから、愛情も心配も全部集中してしまって、やりすぎたり、過保護になったりしてしまうのではないかと心配です。
(1歳の女の子をもつママより)
あえて手をかけずに見守ることも愛情
回答:坂上裕子さん 何かをやってあげることが子どもへの愛情だと思いがちですが、あえて手をかけずに見守ることも愛情のかけかたのひとつです。これから成長して大きくなっていくと、いかに親が手を引いて、子どもを信じて見守るかが大切になっていきます。
成長したら手より目をかける
回答:坂上裕子さん 子どもが小さいころは手をかけ、大きくなったら目をかけようと言われます。どのタイミングで手から目をかけるのかは、子どもの成長によりますし、それぞれに違うので、バランスが大切です。でも、子どもはたくましいので、意外に大丈夫なものです。やってみて失敗してもいいんです。失敗してもフォローをすればいいと考えてください。手の出し方、助け方など、失敗してわかることもあります。 最初から失敗しないように意識し過ぎると、親も子も学べる機会が少なくなってしまいます。「できるかもしれない」と思うことは、思い切ってやってみましょう。それが学びにつながっていきます。
子どもの持ち味によって関わり方を試行錯誤する
回答:坂上裕子さん 他のママの関わり方や、いろいろなお子さんを見ていると、我が家と比べて同じところや違うところが見えてきます。すると、我が子の持ち味、親自身の持ち味がわかってきます。持ち味を踏まえて、どのように関わったらよいのか、自分たちに合った方法を見つけていく。試行錯誤でよいので、ゆっくりと探していきましょう。 今はまだ小さいので、ママやパパとの関係をしっかりつくる時期だと思います。しつけなどは、もう少し大きくならないとできません。焦らないで、今のお子さんとのやりとりを楽しんでください。
すくすくポイント
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