赤ちゃんは下の「飛行機」「ブリッジ」のように背中を反り返らせる動きをすることが多いのですが、なぜなのでしょうか? また体への影響がないのか気になります。
■飛行機
■ブリッジ
回答:小西 行郎さん 「ブリッジ」や「飛行機」は、5~6か月ごろ、早い子だと4か月ごろからやり始めます。赤ちゃんの体が、その時期に「伸ばす筋肉」が優勢になるために起こる行動です。 人には、体を「曲げる筋肉」と「伸ばす筋肉」があります。 <生後4か月ごろまで> 体を曲げる筋肉を使って、体を丸めていることが多いです。 <生後5~6か月ごろ> 体を曲げる筋肉よりも、伸ばす筋肉が強くなります。 この時期に、「ブリッジ」や「飛行機」というように体を反り返らせるようになります。 <生後7~8か月ごろ> 体を曲げる筋肉が強くなるので、「ブリッジ」や「飛行機」は減っていきます。 「ブリッジ」は、ほとんどのお子さんが行います。しかし、長期間続く場合は、お座りや発達に影響することもあります。気になる場合は小児科に相談してください。 極端なブリッジをする場合には、下のような体操やってもらうこともあります。 ■丸め込む体操 両手両足をくっつけて、頭を支えながら、あごをつけるように、体を丸める。 抱っこをするときに、首が反らないようにあごをからだにつけてあげるように気をつけた方がいいですね。 逆に「飛行機」や「ブリッジ」をやらない子もよくいます。心配しなくても大丈夫です。
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