足をなめる
回答:小西 行郎さん 5か月ぐらいの健診で、「足をなめていますか」と聞くことがあるように、必要な行動です。これは自分の足を認知するための行動です。赤ちゃんは、お腹にいるときにも足を触っているんですよ。
頭をかく
母乳を吸っているときや眠たいときに、頭をかきます。3か月のころから始まり、そのうちやめるかなと思っていましたが、それから7か月経った今でも母乳を吸いながら頭をかきます。(10か月の子をもつママより)
回答:大藪 泰さん 写真のように、母乳を吸っているときは、目覚めと眠りの中間にあるため、気持ちが不安定です。 頭を一定のリズムでさわることで、自分の体を刺激して安定感を得ているのです。
畳をかく
回答:小西 行郎さん ずりばいの時期の赤ちゃんは、何があるか、まわりを探索しています。上の写真のように、親指と他の指を対立して動かす手の動きが見られたら、もうすぐ、ものをつかめるようになるのだと思ってください。これは、ものをつかむ動きの習得過程です。 月齢によって少しずつ指の動かし方が変わっていきます。9か月~10か月になると、親指と人差し指を使って小さいものやティッシュペーパーなどをつかんだりすることが出来るようになりますよ。
首をふる
ご飯と食べているときや、おもちゃで遊んでいるとき突然ふりだします。
楽しい気持ちを表すときと、「嫌だ」という否定の気持ちを表すときの2つのパターンがあるのかなと感じています。(11か月の子を持つパパ・ママより)
回答:大藪 泰さん 下の3つのような理由があります。 ・からだを動かすことが楽しいから。 基本的に、子どもは体を動かすことを楽しいと感じるものです。首を左右に動かすという筋肉の感覚と、首を動かすと目の前の風景が変わるという視覚の感覚が関係していることがわかり、面白く感じているのだと思います。 ・周りの人が喜ぶから。 周りの人が喜んでいるところを見ると、子どもはますます楽しいと感じて繰り返し行動します。 ・「NO」という意思を伝えたいから。 首を左右にふるのは、赤ちゃんにとっても「嫌だ」という意思表示でもあります。 言葉を話す初期段階の赤ちゃんにとってのコミュニケーションのひとつですね。
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