眠くなると見られる不思議なクセ、このままで大丈夫?
【首ふり】
生後半年頃から、眠くなると首を左右に振るようになりました。1歳半を過ぎた今では、振り方に変化をつけるなどバリエーションも豊富に。何歳まで続くのか気になっています。
(1歳6か月の男の子をもつママより)
【耳たぶを触る】
眠くなると耳たぶを触ります。自分のだけではなく、ママやパパの耳はもちろん、おじいちゃんの耳たぶまで。かわいいと思う反面、ちょっと痛いのが悩みです。
(1歳11か月の男の子をもつママより)
【髪の毛を引っぱる】
眠くなると髪の毛をおもいきり引っ張ります。あまりに強く引っ張るので、自分でびっくりして目を覚ますことも。まだ言葉で言ってもわからないので、どうやってやめさせるか悩んでいます。
(11か月の男の子をもつママより)
【眠いとテンションがあがる】
眠くなるとテンションが上がって笑いながら走り回ります。午後2時のお昼寝時間を過ぎても眠れないときによく見られ、ひとしきり騒いだ後に「眠い」と言って寝ます。ケガをするのが心配で、やめてほしいと思っています。
(3歳1か月の男の子をもつママより)
眠くなると走り回るクセ。何か理由があるのでしょうか?
眠くなると自分を抑える気持ちが薄れ、感情が開放される
回答:榊原 洋一さん 私たちは起きているとき、周囲の様子を見たり、緊張したり、自分自身を自制しています。子どもも同じで、いい子にしたりお行儀よくしたりしています。眠くなってくると、そのような抑えが弱くなります。自分を抑制する気持ちが薄れて、自分の感情が出やすくなるわけです。 大人がお酒を飲むと陽気になることと似ています。あれは活性化しているのではなく、普段抑えている部分が出ているわけです。 つまり、眠くなると自分の感情が開放されるわけです。感情が出てきたため、笑うようになるのではないかと思います。 保育園ではあまり見られないというのは緊張感があるからではないかと思います。 家ではどんどん走り回らせていいのではないかと思います。
首を振る、耳たぶを触る、髪の毛をひっぱるのは、どのようなことが考えられますか?
共通点は自己刺激
回答:榊原 洋一さん アメリカの教科書に、これら3つのクセについての記述があります。国を問わず見られるということです。 これらのクセの共通点は自己刺激です。自分自身をなんらかの形で刺激することです。 眠くなると出やすくなるのは、抑制していた部分が開放されているからではないかと思います。 根本的に何なのかは分からないのですが、「無くて七癖」ということかもしれません。
すくすくポイント
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