子どもの目はどのくらい見えているのでしょうか?
赤ちゃんの間は、ぼんやりとしか見えてないと聞きますが、赤ちゃんの目はどのくらい見えているのでしょうか?
視力はだんだん発達していきます
回答:仁科 幸子さん 子どもの目は、生後すぐはごく近いところのものしか見えないくらいの視力しかありませんが、成長と共に発達していきます。 ■参考:年齢別の子どもの視力の発達 子どもの目は、下の図のように視力が発達していきます。 ・1歳くらいで視力0.1~0.2 ・3~4歳くらいでおよそ視力1.0 ・8歳前後で大人と同じ程度の視力に ■参考:子どもにとって見やすい距離のめやす ・1歳ごろ : 目の前から30cmくらい ・2歳前後 : 目の前から50cmくらい
発達の妨げになる原因があれば早めに発見する
回答:越後貫 滋子さん 目の発達の妨げになる原因は、早めに発見してあげましょう。 視力が発達するための条件は下記のとおりです。どれが欠けても発達の妨げとなります。 気になる点がある場合は、眼科で受診してください。 ■視力が育つための条件 (1)目の器官に異常がない (2)視神経や脳に異常がない (3)両目の視線が一致している (4)両目ともピントが合っている (5)左右の視力に差がない 特に大切なのは、「両目の視線が一致していること」や、「左右の視力に差がないこと」です。 乳幼児期は、視力の他にも、両目で“もの”を立体的に見る「両眼視」が育つ大切な時期でもあります。まずは、上記の条件を満たしているか、確認してみましょう。 ■「両眼視」とは
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