小さな子どもは比較的、好き嫌いが多いもの。でも成長するにつれて、食べられるものが徐々に増えていきます。
食品によって食べられるようになる時期に違いがある
以下のグラフは、2010年に180人のママを対象に行った調査です。
子どもが食べられるようになったものを、年齢別にまとめています。
<食べられるようになった年齢>
4歳前後:にんじん・トマト・玉ねぎなど。
10歳前後:納豆・長ねぎ・酢の物・ピーマンなど。
15歳前後:レバー・わさび・しょうがなど。
この調査で、食品によって、食べられるようになる時期に違いがあることが明らかになりました。
2歳ころには苦手だったピーマンや長ねぎも小学生くらいになれば受け入れやすくなり、心と体が大きく成長する思春期には大抵のものが食べられるようになるということです。
嫌いなものが食べられるようになった理由は「成長に伴って」
以下のグラフは、嫌いなものが食べられるようになった理由です。
「成長に伴って」という理由が一番多く、「強制されて」食べられるようになったという人は、それほど多くはありません。
食べられるものを増やすポイント
個人差は大きいですが、多くのものは成長に伴って食べられるようになるものです。
好き嫌いが多いと、不安になることもあると思いますが、日ごろから以下のポイントを心がけながら食事をするといいですよ。
・無理やり食べさせるよりもみんなで一緒に楽しく食べること ・食べものに対する好奇心を引き出すこと
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