新聞紙を使ったおもちゃの作り方
新聞紙を使ったおもちゃ「秘密基地テント」の作り方を紹介します。
講師:丸林 佐和子(造形作家) 古新聞やダンボール、買いすぎた紙皿など、家にある紙製品を使って、簡単で楽しいおもちゃの作り方を紹介します。 紙製品は、身近で、家で余っているものも多いですよね。加工もしやすく、遊び倒しても捨てられるから惜しくありませんよ。
「秘密基地テント」
<材料>
・新聞紙(朝刊7部ほど)
<作り方>
▼テントの枠組みとなる「縦の柱」を作る
(1)新聞紙を4枚重ねて、短い辺を長い辺に合わせて折る。
(2)折ったところから斜めに巻き、巻き終わったらテープでとめる。
これで1本の棒ができます。
(3)新聞紙を4枚重ねて(1)(2)と同じ手順で巻いていき、下の写真の赤い矢印まで巻いたところで、(2)で作った棒を20cmくらい重ねて一緒に巻く。
巻き終わったら、テープでとめてください。これで折れにくい長い柱の完成です。
この長い柱を全部で4本作ってください。これが「縦の柱」となります。
(4)4本の長い柱を「縦の柱」として組み立てる。
4本の長い柱をまとめ、端から30cmくらいのところに輪ゴムをかけてとめ、下の写真のように、下を広げます。これで「縦の柱」の完成です。
▼テントの枠組みとなる「横の柱」を作る
(1)新聞紙を4枚重ね、半分に折り、巻く。
巻き終わったら、テープでとめてください。
この短い柱を全部で4本作ってください。これらが「横の柱」となります。
▼「縦の柱」に「横の柱」を取り付け、テントの骨組みを作る。
(1)組み立てておいた「縦の柱」の下側を15cmくらいで折り曲げて、「横の柱」1本を挟んでテープでとめます。下の写真のように、隣の柱にも同様にはさんでとめてください。
そして、向かい側にも同じように、短い柱を取り付けます。向かい合わせで短い柱を2辺取り付けた状態になります。
(2)取り付けた2辺の端を、残りの短い柱でつなぎ、重なった部分に輪ゴムをかける。
4つの角に輪ゴムをかけると、テントの底の部分ができます。これで「テントの骨組み」の完成です。
▼テントの「側面」を作る
(1)新聞紙の見開きページを1枚ずつ上下に並べ、テープでとめる。
(2)(1)でつなげた新聞紙を、下の写真のように角から辺の真ん中までななめに折る。
反対側も同じように折ってください。
上の方に飛び出た角は折り込んで、三角形になるようにして、テープで固定しましょう。
これで側面の完成です。これを合計3枚作ります。
▼「テントの骨組み」に「側面」を取り付ける
「テントの骨組み」に三角形の側面をあてて、セロハンテープで貼ります。
〔POINT〕
側面はきっちり図らなくても大丈夫です。余分な部分は骨組みに巻きつければ問題ありません。
これで「秘密基地テント」の完成です。
空いているところが入口になります。飾りをつけたり、絵を描いたりするとカッコイイですよ。
新聞紙は身近な紙の中でも大きいので、ダイナミックな工作に向いています。
巻いたり、貼ったりすると形を変えられるので便利です。
ぜひ作ってみてください。
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