「寝返り」などは練習をしたほうがいいの?
励ましたり、一緒に楽しむことは大切
回答:榊原 洋一さん 「寝返り」や「立って歩く」などの基本的な運動は、もともと脳の中にプログラムができています。そのため、発達する時期は生まれつき決まっており、練習をするかしないかで、その時期が大きく変わることはありません。 しかし、親子の遊びの一環として、「やってみようね」と練習してみるのは子どもも喜ぶため、楽しみながらやってみてください。 また、子どもを励ましてあげることは大切です。誘ってあげると、子どももやる気になります。子どもにも「やる気」「やらない気」があるのです。そのため、実はもう歩くことができるけれども、歩かない子などもいます。その「やる気」を刺激してあげると「じゃあ歩こうかな」と歩くようになったりしますよ。
子どもがやりたくなるような刺激を
回答:若盛 清美さん 「運動の発達」に関して親にできることは、やらせるのではなく、子どもが思わず「やってみたいな」と思うような刺激を与えてあげることです。 ママなどのいつも知っている声が聞こえてくれば、子どもも声が聞こえてくるほうに興味を持ちます。ママが遠くにいるのであれば、「何とかしてそこまでいきたいな」と思うかもしれません。そのために、周りの大人が日ごろから「○○ちゃん」と声かけをしてあげてください。 このようにちょっとした、子どもが思わず「やりたいな」「声が聞こえるほうに行きたいな」と思えるようなことを、身近な大人が与えてあげることが大切です。
「寝返り」や「ハイハイ」「あんよ」、みんなより遅くても大丈夫?
すくすくポイント
子どものやる気を引き出す働きかけ
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