「次、何するでしょうか?」
(谷脇 由実さん/石川県/2011年放送)
<どんなアイデア?>
「もう寝る時間なのに歯を磨いてくれない」ようなときに、子どものやる気を引き出すアイデアです。
「次、何するでしょうか?」という“魔法のことば”と、クイズのような会話で、子ども自身から次にやることの答えを引き出し、子どもを促します。
▼実践例
ママ:「じゃあ問題。○○ちゃんの歯ブラシに書いてある絵は何の絵でしょうか。」
子ども:「えっと、わんわん。」
ママ:「正解! じゃあ次にやることは何でしょうか。」
子ども:「えっと、歯磨き。」
ママ:「正解!」
<専門家からの一言>
回答:榊原 洋一さん 「○○しなさい!」と言われると、子どもは受け身で聞きます。しかし、クイズのような感覚で「次何するのかな?」と聞かれると、子どもは思わず答えてしまいます。 一方的な命令ではなく、次にやることを子どもに選ばせることがコツです。 楽しく「次何やる?」と問いかけると、子どもも「うまく答えたら褒めてもらえるかな」と、次にやるべきことを答えます。そして、自分で答えたことで、やらなくてはいけないことに気がつくのです。 子どもの心理的な動きをきちんと見て対応しているなと感心します。
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