歯の大切さをやさしく楽しく伝えよう【親子で楽しむ絵本 2016年8月号】

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2016/08/06

歯みがきする親子

くちの中にのぞく小さなかわいい歯。虫歯になってほしくないですね。毎日あの手この手で仕上げ磨きをしたり、歯みがきを促すママやパパも多いのではないでしょうか。今回は、歯の大切さを伝え、毎日の歯みがきを楽しくしてくれる絵本を集めました。


黒いカバンに「はぶらし」入れてやってくる

はみがきさん (せなけいこのえ・ほ・ん)

作・絵:せなけいこ
出版社:ポプラ社

ライオンさん、うさぎさん、むしばが痛むわにさん。みんなのところにやってくる「はみがきさん」。いい歯はなんでも食べられるけれど…? オチにもドキドキの、やさしいはみがき絵本です。


歯みがきのコツはこちょこちょこちょ!?


いーは と あーは (幼児絵本シリーズ)

作・絵:やぎゅうげんいちろう
出版社:福音館書店
読み聞かせのめやす:2才〜

虫歯のこと、おとなの歯と子どもの歯のこと、歯のいろんなことがわかります。「はをみせてちょうだい」「あーって いって みせてちょうだい」と絵本をまねしながら、おくちを開けてもらうとよさそうです。


ヒーローもの&しかけ付きで子ども大喜び


がんばれ はぶらしハーマン (木村裕一 しかけ絵本)

作:木村裕一
絵:田中四郎
出版社:偕成社

虫歯をふせぐ「はぶらしハーマン」と、虫歯をつくる「かいじゅうムッシー」の戦い。“甘いものを食べたら歯みがき”というキホンのキを、穴のあいたしかけ絵本で楽しく学べます。


「かむ」大切さを知って歯もだいじに!


かむかむ―からだこころげんき (PHPにこにこえほん)

作:カムカムズ
絵:南信坊
出版社:PHP研究所

どんなときに歯をかむか、よくかんで食べるとどんなことがあるか、など、「かむ」ことをていねいに読みときます。よくかんだときのおいしい顔、かまなかったときのざんねん顔。子どもたちの表情がとても味わい深いです。


ごはんをおいしく食べるのにも、ここぞ!というときふんばるのにも、歯はほんとうに大切なもの。絵本を楽しみながら、そんなことが伝わればいいなと思います。


この本を選んだ人

 
よこやま地域文庫で活動する絵本好きな母のもとに育ち、サラ・ミッダの絵本『おとなになること』にあこがれて美大へ進学。イラストレーター&ライターをしながら、自身の出産後は日々子どもとの絵本読み、絵本作りを楽しんでいる。

たくさんの絵本に親しんだ経験から、心に響く作品をセレクトして紹介します!


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