“しらすぼし”をベースにしたごはん
「しらすぼし」をベースにしたごはんです。
「しらすぼし」は小さい子どもでも食べることができる、カルシウムが豊富なタンパク源です。
講師:松尾 みゆき(管理栄養士) 子育て中のママはいそがしいですよね。その上、産後の体は以前とは調子が違います。「寝不足」「貧血」「疲れ」「便秘」「けん怠感」に悩まされたり、産後の体型も気になります。 そのようなときは、離乳食にも使えるヘルシーで薄味のベースを作りましょう。そのベースをもとに、離乳食とママの体にいいごはんを作れば、手間が省けてらくちんですよ。
まずはベースとなる「しらすぼし」を作りましょう。
ベース
「しらすぼし」
▼材料
・しらすぼし 適量
▼作り方
(1)ざるに入れたしらすぼしを耐熱ボウルに入れ、熱湯をたっぷり注ぎ、5分ほど塩抜きをする。
(2)ざるを上げ、水を切る。
(3)あら熱が取れたら冷凍用保存袋にいれ、空気を抜き、冷凍する。
凍らせると、必要な分だけ割って使うことができ、便利です。
「しらすぼし」をベースにした、離乳食とママごはんのレシピを紹介!
離乳食のレシピ~子どもの成長別~
「しらすぼしを使った離乳食」
冷凍したしらすぼしを離乳食に使う場合は、必ずレンジなどで加熱して、冷ましてからあげてください。
<5~6か月の子の離乳食>
「しらすペースト」
▼材料
・しらすぼし 小さじ1/2
・湯冷まし 小さじ1
▼作り方
(1)すり鉢とすりこぎ棒を使い、しらすぼしをなめらかになるまで潰す。
(2)(1)に湯冷ましを加え、のばす。
<7~8か月の子の離乳食>
「しらすのパンがゆ」
▼材料
・しらすぼし 小さじ1
・ミルク(粉ミルクをお湯で溶かしたもの) 大さじ2
・食パン(8枚切り) 1枚
【ポイント】
※粉ミルクはお湯で溶いておいてください。
▼作り方
(1)しらすぼしを細かく刻む。
(2)食パンは耳を切り落とし、7mm角に切る。
(3)(1)と(2)、そしてお湯で溶いた粉ミルクを混ぜる。
(4)ラップをふんわりかけ、600Wの電子レンジで約30秒加熱して、冷ます。
※電子レンジの機種によって、加熱時間を加減してください。
<9~11か月の子の離乳食>
「トマトのしらすあえ」
▼材料
・しらすぼし 小さじ2
・トマト 30g
▼作り方
(1)しらすぼしを粗く刻む。
(2)トマトは種と皮を除き、5ミリ角に切る。
(3)(1)と(2)をあえる。
<1歳~1歳半の子の離乳食>
「しらすと小松菜のおにぎり」
▼材料
・しらすぼし 小さじ2
・小松菜の葉先 5g
・ごはん 80g
▼作り方
(1)小松菜は茹でて、葉先をみじん切りにする。
(2)ごはん、しらすぼし、(1)を混ぜる。
(3)(2)を3等分にして俵型にむすぶ。
産後のママごはんレシピ
「しらすときのこのレンジ梅雑炊」
キノコはローカロリーで食物繊維が豊富です。梅干しのクエン酸は、疲労回復を助けますよ。洗い物も少なくすむ、産後のママのためのスピードメニューです。
▼材料(大人1人分)
・しらすぼし 10g
・しいたけ 1枚
・エリンギ 30g
・水 1カップ
・鶏がらスープの素 小さじ1
・梅干し 中1個
・しょうゆ 少々
・みつば 少々
・ごはん 150g
▼作り方
(1)エリンギを短冊切りにする。
(2)しいたけは軸を取り、笠の部分を半分に切って薄切りにする。
(3)大きめの耐熱容器に、しらすぼし、きのこ、水、鶏がらスープの素、ごはんを入れ、混ぜる。
(4)ラップをかけ、600Wの電子レンジで約3分加熱する。
※電子レンジの機種によって、加熱時間を加減してください。
(5)(4)に2cmに切ったみつばと、梅干しをのせる。
梅干しの塩分に合わせて、お好みでしょうゆを足してください。
いそがしい中でも3食しっかり食べると、間食も減ります。
間単に作ることができるメニューだと、ママも子どもと一緒に食べることができ、いいですよね。
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Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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