娘が生後3か月のころ、ひどい下痢が続き、気づいたときにはお尻が真っ赤になっていました。
下痢が続いていたので、お尻を「拭かなきゃ拭かなきゃ」という思いで、お尻拭きをいっぱい使って拭いていました。最初はひどくなっていることに気づかず、気づいたときには手遅れの状態でした。
おしっこやうんちをするとしみて泣き、寝るときも下痢の症状が出てしまい、5分間隔で泣いて起きてしまっていました。本当にかわいそうでしたし、自分自身も夜泣きが続いたことで近所へのご迷惑も考え、パニックになってしまいました。
10日間ほどお尻が痛くて泣いており、完治するには1ヶ月以上かかりました。
どうすれば「おむつかぶれ」は防げたのでしょうか。
(11か月の女の子をもつママより)
お尻は洗い流すのが基本
回答:菊地 知子さん 基本的には、お尻は拭くのではなく、おしっこやうんちをシャワーで洗い流してあげることが一番いいです。 毎回シャワーを使うことが家庭では難しい場合、霧吹きを用意しておき、拭くというよりは洗い流してあげるといいと思います。 また、おむつを頻繁に替えてあげることが大切です。お尻を清潔に保つということが一番です。 清潔にした上で、お尻が乾いている状態を作ってあげましょう。 おしっこをしていなくても、お尻全体が汗をかいていることもあります。替える必要がなくても、おむつをずっとはかせっぱなしにはしないで、「汗かいちゃっているね」と一度脱がせてあげましょう。 一度おむつを履き直したり、もったいないとは思うけれども、新しいおむつに替えてあげるなど、毎日丁寧にやっていくことが大切です。 「おむつかぶれ」の完治には長く時間がかかってしまうかもしれませんが、ママは「必ず治る」と思いましょう。そして、「一緒に治していこうね」という気持ちで、必要なケアを続けながら子どもに寄り添ってあげることが大切です。
お尻はきれいにしたら乾かす
回答:馬場 直子さん <「おむつかぶれ」の予防方法> まず、おむつをこまめに外してください。 そして、お尻をこすらないように水で洗い流し、すぐにはおむつをつけず、しばらく乾かしましょう。 乾かすときは、うちわであおいだり、足を動かしてあげたりすることがオススメです。 <「おむつかぶれ」の原因> おむつの中は高温多湿で蒸れやすいです。皮膚は蒸れると、表面の角層部分がふやけて弱くなってしまいます。 弱っている部分に、拭いたりこすったりという「物理的な刺激」や、おしっこやうんちの「科学的な刺激」が加わってしまうと、炎症を起こしやすくなります。
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