今回は、子どもの描いた絵を「キーホルダー」「飾りマグネット」に変身させるアイデアをご紹介。
講師:丸林 佐和子さん(造形作家) 思い出として残しておきたい子どもの描いた絵。 でもどんどん増えてしまって、保存方法に迷いますよね。 子どもの描いた絵を、毎日使える可愛い雑貨に変身させるアイデアを紹介します。
「キーホルダー」の作り方
<用意するもの>
・子どもの描いた絵
・カーボン紙
・布用ペン
・布用絵の具
・綿
・キーホルダーのパーツ
・無地の布
▽ワンポイント
無地の布は、薄手の方がキレイに仕上がりますよ。
<作り方>
(1)子どもの描いた絵を、作りたいものの大きさに合わせて、拡大(または縮小)コピーする。
(2)カーボン紙を使って、無地の布に、(1)でコピーした子どもの絵を写す。
無地の布の上にカーボン紙、カーボン紙の上に(1)でコピーした子どもの絵を乗せ、鉛筆でなぞりましょう。
(3)布用ペンで、(2)で写した子どもの絵の輪郭をなぞる。
▽ワンポイント
なぞる際は、布用ペンを使ってください。
油性ペンでなぞると、線が滲んでしまいます。
(4)布用絵の具で色をつける。
布用絵の具は乾くと、色落ちしにくくなります。
▽ワンポイント
きっちり塗るよりも、ラフに塗ると、子どもの絵がより活きますよ。
(5)絵を描いた布と、無地の布を重ね、絵を切りとる。
切る際は、絵の輪郭から2cmくらい余白を空けて切りましょう。
(6)切った布は、絵が描いてある方を内側にして重ねる。
(7)絵の輪郭から、1cmほど外側を縫い合わせる。
3cmほど残して、縫い留めましょう。
(8)縫い残した部分から、布を表側に返し、綿を入れる。
(9)縫い残した部分を接着剤で止める。
(10)「キーホルダーのパーツ」を縫いつける。
「キーホルダー」の完成です。
「飾りマグネット」の作り方
<用意するもの>
・子どもの描いた絵
・カーボン紙
・布用ペン
・布用絵の具
・マグネット
・コップ
・無地の布
<作り方>
(1)無地の布に、コップで型を取り、切り取る。
(2)切り取った布に子どもの描いた絵をカーボン紙で写し、色を塗る。
子どもの絵の写し方や色の塗り方は、「キーホルダー」の作り方(2)~(4)と同じです。
(3)絵の周りを波縫いする。
縫い留めはせずに、針を通した状態で縫いかけの糸を残しておきましょう。
(4)波縫いをした(3)の布で、マグネットを包む。
(5)残しておいた糸を引っ張り、縫い止める。
「マグネット」の完成です。
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- (木) 「コースター」「ポンポン付きヘアゴム」
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