母が、おいとめいの面倒を見ていたため、その経験から子育てについてアドバイスをもらうことがあります。
親切で教えてくれているのだと分かってはいるのですが、自分に自信がなく、落ち込んでいるときに、母からのアドバイスや注意を受けると、「自分はいい母親になれていない」と感じ、より自信がなくなります。
(1歳9か月の女の子をもつママより)
メリハリをつけて聞き流すことも大事
回答:大日向 雅美さん アドバイスや注意は、メリハリをつけて聞き流すことも大事だと思います。 今のおばあちゃんは、若くて、元気もあって、自分の子育てに自信を持っています。そのため、娘を思うあまり、つい干渉的になってしまいますが、悪気があって指摘しているわけではありません。 アドバイスを受けたら、「ありがとう」と返し、しかし「すべてをうのみにはしない」と決めて、振り分けをするといいと思いますよ。 また、パパは、おばあちゃん(妻の母親)から子育てについて指摘されたときは、「妻は子育てをよくやってくれているんですよ」などと、妻をほめて守ってあげるようにしましょう。 また、よいお母さんになろう、と思う気持ちは大切ですが、誰かに決められた「いい母」ではなく、自分の「いい母」を決められるといいですね。そのためには、誰のために、何のために「いい母」になりたいのか、自問自答することもいいことだと思いますよ。
おばあちゃん主導の子育ては立場の入れ替えになってしまう
回答:長谷川 博一さん おばあちゃんが子育ての主導になってしまうと、立場の入れ替えが起きてしまうため、最終的な子育ての方針は自分たちで決めるようにしましょう。 夫婦でスクラムを組んで、「自分たちが責任を持って子育てをしていく」という旨を伝え、参考のためにおばあちゃんの知恵を借りるようにするといいと思いますよ。
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