スマートフォンなどを使った遊びで得られることと、物を使った遊びで得られるものは違うの?
物を使った遊びでは、子どもは仮説・実験・検証を行っている
回答:遠藤 利彦さん 子どもが物を使った遊びをするとき、子どもの頭の中では、科学者のように仮説・実験・検証が行われています。 例えば、ティッシュペーパーを出して遊ぶときなどは、「これを引っ張るとこうなるんじゃないか」といった仮説を子どもはたてています。その後、箱からティッシュペーパーを引き出すという実験をし、自分の仮説通りであれば、「当たった!」と検証します。 これは子どもにとって重要な学びです。こうした遊び方が、物を使った遊びでは、よくあることだと思います。 それに対し、スマートフォンやタブレットでの遊びは、「1人で動画などを見て、終わり」になってしまうと、あまりメリットが無いと言えます。しかし、スマートフォンやタブレットで流れている映像を見て、動きなどを真似してみるというのは、子どもにとって発達のプラス要素になる可能性もあります。
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