おやつ食べすぎ?塩分とりすぎ? みんなが気になる「おやつのギモン」 PR

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すくコムで実施した「子どものおやつ」に関するアンケートでは、おやつに関するママやパパの心配ごと、悩みがたくさん寄せられました。そんな声をもとにまとめた「おやつのギモン」に、管理栄養士の太田百合子先生がお答えします!

【お話を伺った専門家】 太田 百合子さん

「こどもの城」小児保健クリニックで長きにわたり乳幼児の栄養指導を行う。
現在は大学などの非常勤講師、指導者や保護者向け講習会講師、育児雑誌などの監修を務めている。
NHK Eテレ「すくすく子育て」でも、親しみやすくわかりやすいアドバイスに定評がある。

成長曲線の上をいく大きめの子です。ご飯をたくさん食べるので、わざわざおやつをあげなくてもよいですか?

おやつは子どもの成長を支える大切なもの。体が大きくて食事を食べていればおやつは不要、とは言いきれません。

おやつには「役割」があることをご存知でしょうか?
1〜2歳の頃のおやつの役割は主に「補食」です。そして3〜5歳になると、「お楽しみ要素」の役割が大きくなります。
さらに、生活リズムを身につけていくうえで、「小休止」や「気分転換」としての役割も果たしています。遊びを止められないときなどに、「さあ、そろそろおやつの時間だね」と気持ちの切り替えを促し、おやつを食べることで、時間のメリハリを身につけることにつながってゆきます。

このように、おやつは子どもの成長を支える大切なものです。
発育には個人差があり、生まれたときから大きめで、エネルギーをより多く必要とする子もいます。大事なのは、おやつを食べ始めたことで、あるいは生活の変化などで “急に体重が増えたり・減ったりしていないか” という点。ですから、体が大きくて食事を食べていればおやつは不要、とは言いきれないのです。

3時におやつを食べても、夕方また食べたがります。おやつに1日の適量はありますか?(1歳)

1日の必要摂取カロリーの「10〜15%」 “食事に響かない量”ということがポイントです。

おやつには適量があります。
とくに、1〜2歳ごろのおやつの役割は「補食」の要素が大きいので、エネルギーを補うという意味でも量を考える必要があります。

おやつの適量は、1日の必要摂取カロリーの「10〜15%」といわれています。
厚生労働省が目安としている「日本人の推定エネルギー必要量(kcal/日)」をご覧ください。

・1〜2歳 男児950kcal/女児900kcal
・3〜5歳 男児1300kcal/女児1250kcal
・6〜7歳 男児1350〜1750kcal/女児1250〜1650kcal
*6〜7歳は身体活動レベルによって幅があります

おおよその目安としては、上記のカロリーの10〜15%がおやつの適量です。
ただ、発育の個人差も大きいですから、数字だけで判断するのではなく、“食事に響かない量”ということをポイントに、食事の進み具合などを見ながらその子なりの適量を探してあげるとよいでしょう。
また、1〜2歳の頃はまだ満腹の感覚が未熟ですので、本人の欲しがるままに与えていると、食べすぎてしまうことがあります。「そろそろおなかいっぱいだね」など声をかけ、満腹感を教えてあげることも大切です。
<参考> 日本人の推定エネルギー必要量(kcal/日)から計算したおやつの適量

・1~2歳 男児  95kcal~142.5kcal / 女児 90kcal~135kcal
・3~5歳 男児 130kcal~195kcal / 女児 125kcal~187.5kcal

森永のお菓子
例えば、皆さんおなじみの「マリー(1袋3枚入り)」は24kcal、「ラムネ」1本は110kcal、「おっとっとおやつパック」1袋は44kcalです。
森永製菓のWebサイト「菓子育」では、「マンナ」「小枝」「チョコボール」などのカロリーも掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

おやつの適量と時間:すこやかに|森永製菓の菓子育 [食育の取り組み]
おやつの適量と時間:すこやかに|森永製菓の菓子育 [食育の取り組み]


おせんべい、チーズ、スナック菓子…しょっぱいお菓子が大好きです。「甘いものよりいいかな」と思い、つい与えてしまうのですが、塩分をとりすぎでしょうか?(2歳)

塩分の量にも目安量があり、想像以上に少ないです。適量を!

塩分の量も、おやつの適量と同じで、厚労省が目安とする量があります。

・1〜2歳 男児3.0g未満 女児3.5g未満
・3〜5歳 男児4.0g未満 女児4.5g未満
・6〜7歳 男児5.0g未満 女児5.5g
*すべて「1日あたり」の量

見てのとおり、塩分摂取基準量は想像以上に少ないです。それを理解したうえで、与えるときは量をしっかりと決めて、それ以上は与えないことを守るのが大切です。

さらに、塩分だけでなく、チーズなら脂肪分、おかきやスナック菓子なら油分が多いので、与えすぎてしまうとカロリーの過剰摂取につながることも忘れないでおきましょう。なぜかチーズは、1、2歳でブームが来る子が多いようですが、「いまだけのブーム」と受け止め、大人が適量を守って与えていれば心配いりません。

ちなみに大人1日あたりの塩分摂取基準量も、男性で8.0g未満、女性で7.0g未満。WHO(世界保健機関)においては5.0g未満としています。子どもの食生活は、大人の食生活に大きく影響されます。この機会にぜひ、ママやパパの食事も見直してみてはいかがでしょうか?

いかがでしたか?毎日のおやつ、専門家の先生のアドバイスを参考に、チェックしてみてくださいね!

《出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」》
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/syokuji_kijyun.html


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