好き嫌いなくメニューを増やすには?
長女(4歳8か月)はカレーライスやハンバーグなど、いつも同じものばかり食べてしまいます。どうすれば好き嫌いなくメニューを増やせるでしょうか。
(お子さん4歳8か月・10か月のママ)
(お子さん4歳8か月・10か月のママ)
「好きなものを増やそう」と考える
回答:太田百合子さん 「好き嫌いをなくそう」と考えるよりは、「好きなものを増やそう」と考えてください。
かむ楽しさを子どもに伝えてみる
回答:太田百合子さん カレーやハンバーグは、どちらかといえば柔らかいもので、慣れている味ですよね。お子さんは、大人と同じぐらいのかむ力があるころだと思いますので、「これを食べるとどんな音がするかな?」「これを食べると、コリコリすると思うよ」など、かむ楽しさを伝えてみましょう。もしかしたら、子どもも言葉で表現してくれるかもしれません。「かむ」ということを教えるために、ある程度歯ごたえのあるものも用意してみてください。
食べなくても食材を見せることも重要
回答:太田百合子さん 子どもが食べなくても、バランスよく作って食材を見せることも重要です。国からは、「食事バランスガイド」が出ています。 食事バランスガイドでは、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいか、食品を4つのグループに分類し、置き換えられるメニューや、おおよその量などが示されています。イラストで分かりやすく解説されているので、参考にしてみてください。 食事バランスガイドのものが、1日の中でおおよそまんべんなく入っていたら、バランスがとれていると考えてください。
丸山桂里奈さん(MC) 食べられないものがあっても、これならほかの食材で代わりにできますね。
太田百合子さん 大人は生野菜のサラダをおいしいと思っても、子どもは食べられないかもしれません。それなら、野菜はソテーにしたり、煮込んだりもできます。具だくさん汁にすれば、野菜をたくさんとれますね。そのように同じ物のグループから変えてあげれば問題ありません。
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