食わず嫌い どうすれば食べてくれる?
長男は偏食で、食べたいもの・食べられるもの、食べたくないもの・食べられないものがたくさんあります。そのため、どうバランスを保つか気になっています。
好きなものはあっという間に完食しますが、嫌いなものは残します。例えば、肉じゃがは肉の色が嫌いだと言います。見た目で好き嫌いを判断することが多いようです。特に初めての食材は食べません。
ただ、保育園では毎回完食、おかわりもしているそうです。家でもなんとか食べてもらえるように、ご褒美シールを用意したり、好きな食材を目立つところに盛り付けたり。保育園のメニューを見て「保育園で食べたコレと一緒だよ」と安心感につなげてみるなど、工夫しています。
子どもの食わず嫌い、どうすれば初めてのものでも食べてくれるようになるのでしょうか?
(お子さん4歳5か月・1か月のママ)
好きなものはあっという間に完食しますが、嫌いなものは残します。例えば、肉じゃがは肉の色が嫌いだと言います。見た目で好き嫌いを判断することが多いようです。特に初めての食材は食べません。
ただ、保育園では毎回完食、おかわりもしているそうです。家でもなんとか食べてもらえるように、ご褒美シールを用意したり、好きな食材を目立つところに盛り付けたり。保育園のメニューを見て「保育園で食べたコレと一緒だよ」と安心感につなげてみるなど、工夫しています。
子どもの食わず嫌い、どうすれば初めてのものでも食べてくれるようになるのでしょうか?
(お子さん4歳5か月・1か月のママ)
「新奇性恐怖」で初めての食べ物を警戒する
回答:太田百合子さん 「新奇性恐怖」という言葉があります。人間の本能のようなもので、危険を避けるため、初めての食べ物に恐怖心があり警戒します。見慣れたり、食べ慣れたりしていくことが大事です。子どもにそう伝えつつ、食事の内容をできるだけバリエーション豊かにしてみてください。
楽しい記憶があると食べられるようになることも
回答:太田百合子さん いい記憶、楽しい記憶がたくさんあると、大人になってから食べられるようになるといわれています。家庭で一緒に野菜を洗ったり、皮むきしたり、食育をしてみてください。その日はよく食べると思います。ママが「保育園で食べたのはこれだよ」と言っていたのも、いいですね。
―― 食わず嫌いな物を食べられるようになる、具体的なきっかけはありますか?
幼児期は食べられた達成感を大切にする
回答:太田百合子さん 嫌いなものをみじん切りにしたりすりつぶしたり、わからないように入れ込むのはあまりよくありません。見せないようにしてあげると、子どもは「何を入れた?」と疑心暗鬼になって、好きなものでも苦手になってしまう場合もあります。幼児期は、自分の目で見て、「怖いけれど挑戦したら食べられた」という達成感や、「頑張れた」という気持ちをつくってあげることが大事です。
食材を見せながら調理や味付けを工夫する
回答:太田百合子さん 苦手なものは隠さず、むしろ見せながら、調理や味付けを工夫していくといいですね。例えばナス。焼きナスで食べるのを大人はおいしいと思っても、子どもはそこまで味覚が発達していないので、苦みを感じて「ナスが嫌だ」と思うかもしれません。でも、子どもが好きなミートソースで煮込んだり、ごま油で炒めたりすると、味が変わるので子どもも試します。食べられたらうれしくなって、「もっと挑戦しようかな」という気持ちになると思います。
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