自分の時間を作ることに罪悪感がある… どう考えたらいい?
息子(8か月)は後追いがあり、親の姿が見えなくなると泣いてしまいます。息子が寝ている時間は家事をしたり、離乳食を準備したり。離乳食はレトルトに頼ってもいいのかなと思いつつ、今は手作りしています。起きている時間は、一緒に過ごすことを優先して、なかなか自分の時間が持てません。休日は夫婦で家事育児ができていますが、平日は私と2人きりです。
ただ、自分の時間を作りたくても、作ることに抵抗があります。0~1歳の間は、いちばん成長する時期で、考えてみると思ったより少ない時間です。その時間を自分のために使うことに罪悪感があるんです。
以前は夫婦でよくゲームをしていたので、自分の時間がたっぷりあったらゲームをしたいと思いますが、息子が起きているなら一緒に遊んだほうがいいと考えてしまいます。
自分の時間を作ることをどう考えたらいいのでしょう。
(お子さん8か月のママ・パパ)
ただ、自分の時間を作りたくても、作ることに抵抗があります。0~1歳の間は、いちばん成長する時期で、考えてみると思ったより少ない時間です。その時間を自分のために使うことに罪悪感があるんです。
以前は夫婦でよくゲームをしていたので、自分の時間がたっぷりあったらゲームをしたいと思いますが、息子が起きているなら一緒に遊んだほうがいいと考えてしまいます。
自分の時間を作ることをどう考えたらいいのでしょう。
(お子さん8か月のママ・パパ)
大事な時期だからこそ、親がゆったりと楽しく子どもに関わることが大事
回答:大日向雅美さん 0~1歳が大事だということは間違いではありません。1歳までは「子宮外胎児期※」といわれ、おなかの中にいるときと同じような体の発達をしていることが明らかになっています。そんな大事な時期だからこそ、まわりにいる親がゆったりと楽しく子どもに関わることが大事です。 やがて、子どもが保育園や認定こども園に入るかもしれません。それは、かわいそうなことではなく、いろいろな人の愛情、目、手をかけてもらって、1~2歳を豊かに過ごしてもらうのだと発想を転換してみてください。 ※子宮外胎児期:人間の出生形態の特性から生後1年間の身体的成長を胎児期の延長と考える説
リフレッシュに規制はない
回答:大日向雅美さん それから、パーフェクトに考えなくていい。離乳食は全て手作りで、それもいいかもしれないけど、ときどきはほかのものを使って、自分の時間を作ってみましょう。「子どもと楽しくなるために、私にはこのゲームが大事」のように、目的をはっきり持てばいいと思います。リフレッシュの方法に規制はありません。自分が幸せになることで、子どもと一緒にいることが楽しくなると考えてください。
子育ては一生もの、いま燃え尽きないで
回答:大日向雅美さん 子どもと向き合うとき、常に何かの刺激を与えなくてはいけないわけではありません。ただ、ボーッとそばにいるだけでも、寝ているときでも、子どもは感じてくれます。子育ては一生ものだから、「いま、燃え尽きないで」と思います。
責任感の強さから罪悪感を持つ
回答:倉石哲也さん 罪悪感で自分を責めてしまうのはつらいと思いますが、責任感が強く、自分でしっかりやっていかなきゃいけないという意識が強いのだと思います。
子どもとふれ合うのは長い・短いではなく質
回答:倉石哲也さん 子どもが親から離れて泣くのは、それだけ関係がしっかりできているからです。子どもとふれ合うのは時間の長い・短いではなく、質が大切です。もちろん、長く楽しく、うれしくすることも大事ですが、つらい時間が増えるより、短い時間でも、子どもと一緒にいる時間で楽しく、心地よくなるほうがいい。時間の長さではないことを意識してみてください。 罪悪感はなかなかとれないかもしれませんが、子どもにとって何が大事なのかを考えてみてください。だから、ゲームをしても全くかまわないと思います。
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