知りたい! 子どもの熱中症
熱中症の危険性は暑いほど高まり、特に小さな子どもは体温調節や、暑さの意思表示もうまくできません。熱中症の疑問や悩みについて、専門家に予防法や対処法を教えてもらいました。
専門家: 植松悟子(国立成育医療研究センター 救急診療部 統括部長)
今回のテーマについて
熱中症とは
植松悟子さん 熱中症とは、運動や暑い環境の中で産生された熱が体にこもってしまい、体がうまく機能しなくなることです。大人に限らず、何歳でも熱中症になる可能性があります。 乳児は、外で遊ぶ時間や、外に長くいる行事などがあまりないので、熱中症になる可能性は低くなります。
―― 子どもが外で遊ぶとき、親が気をつけることはありますか?
子どもに水分や休憩をとらせるように
回答:植松悟子さん 子どもは遊びに夢中になると、飲み物を飲まず、休憩もとらずに遊び続けますよね。そのため、周りの大人が気をつけて、子どもたちが水分をとったり、ときどき休憩をとったりするようにしましょう。重症にならず、軽い症状で収まることも十分考えられます。
専門家からのメッセージ
PR