最近、下の子が生まれて、2人の世話に疲れていて、長女(2歳)の行動にイライラしてしまうことがあります。
注意をしてもソファでごはんを食べたり、食べたものを吐き出したり、次女(3か月)が寝ているそばで奇声を発したり。余裕があるときは大きな心で受け止められますが、寝不足や疲れで余裕がないときには、カッとなってしまうこともあります。
以前、水分をとっていなかった長女に牛乳を飲ませようとしたら、手をはねのけられて、思わずカッとなって腕をつかんでしまいました。長女は大泣きして、そのあと我にかえって謝りました。
成長過程で、言って分かる部分と分からない部分があることも理解しているのですが、本当にどうすればいいのか悩んでいます。
(お子さん2歳8か月・3か月のママ)
注意をしてもソファでごはんを食べたり、食べたものを吐き出したり、次女(3か月)が寝ているそばで奇声を発したり。余裕があるときは大きな心で受け止められますが、寝不足や疲れで余裕がないときには、カッとなってしまうこともあります。
以前、水分をとっていなかった長女に牛乳を飲ませようとしたら、手をはねのけられて、思わずカッとなって腕をつかんでしまいました。長女は大泣きして、そのあと我にかえって謝りました。
成長過程で、言って分かる部分と分からない部分があることも理解しているのですが、本当にどうすればいいのか悩んでいます。
(お子さん2歳8か月・3か月のママ)
鈴木あきえさん(MC) 私も子どもを叱って、聞いてくれなくて、イライラして、感情をぶつけて、反省して、ということを何百回もしているように感じます。大きな心で許せる穏やかなときもあれば、ピリピリして「自分の中に人格が2つあるのではないか、子どもが混乱しないかな」と思うときもあります。
上の子を抱きしめるなど、愛情表現をしてほしい
回答:柴田愛子さん 親も子どもも「感情動物」です。親に穏やかなときもピリピリしているときもあるように、子どもも聞き分けのいいときと悪いときがあります。 下の子どもが生まれると、上の子がわがままになることがあります。聞き分けが悪くて、思わず怒ったり、つかんだりしてしまうこともあるけど、上の子のサインかもしれません。だから、下の子が寝ているときなどに、「大好きだよ」「最初に生まれてきてくれてありがとうね」と愛情を伝えて抱きしめてあげてほしい。子どもにとって、親に忘れられることがいちばん怖いことだと思います。子どもが「大丈夫、忘れられていない」と思えるような時間を作りましょう。
エモーション・トーク
子育て中は親も子どもも、感情的になってぶつかってしまうことがあります。でも、親子で「エモーション・トーク」をすると、子どもが感情をコントロールする力がつくといわれています。
解説:遠藤利彦さん
「エモーション・トーク」とは、感情的になったのはなぜか、落ち着いた状態で、親子がそれぞれそのときの感情を話し合うことです。良い・悪いを除いて、フラットに子どもと話してみましょう。
「あのとき、ママはあんなふうに怒ったけど、〇〇のことでアップアップになっちゃって、こういう気持ちだったんだ」のように話します。子どもからも同じように、何でそんなふうにしたのか、そのときの気持ちを引き出して、その気持ちを受け止めて、「じゃあ、今度からはお互いに注意しようね」と伝えます。感情がたかぶったのはなぜなのか、落ち着いた状態で話し合うことが大事なのです。
親子で感情を話題にしてコミュニケーションすることは、子どもがきちんと自分の感情を調節していく力を身につける上で重要だといわれています。
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