外食時のスマホ、周りの目が気になる
家族でおでかけするとき、たまに外食します。ただ、いつも子どもが先に食べ終わってぐずり出すので、スマホで動画を見せて待ってもらっています。はじめて外食中に動画を見せたときは、革命かと思うほど、おとなしくしてくれました。
一方で、スマホを見せていることで、まわりの視線も気になります。みなさんはどう思いますか?
(お子さん2歳10か月のママ・パパ)
一方で、スマホを見せていることで、まわりの視線も気になります。みなさんはどう思いますか?
(お子さん2歳10か月のママ・パパ)
春香クリスティーンさん 私もあります。まわりの目が気になるかもしれないですね。「この人はいつもスマホを渡してるんだ、自分では何もしないんだ」と思われたくない自分もいます。だから「あの手この手をつくして、もう無理だからスマホ出します」のように、やりきってからじゃないと出せないですね。
すくすくファミリー わが家でも、外食のときにどうしても子どもが先に食べ終わってしまいます。以前は、まわりの目を気にしていました。でも、親も毎日の育児で疲れている中、外食は特別で、そのときぐらい親がリラックスできる環境をつくるのも大事だと思うんです。そう考えるようになって、あまり気にしないようになりました。
すくすくファミリー 子ども用動画サイトは知育内容が多いので、ある意味「教育」していると思って、周りの目は気にしないようにしています。
―― 福井さん、みなさんの話を聞いていかがですか?
周りの目が気になるときは、大きな声で「今日は特別よ」と言う
回答:福井聖子さん 現代ならではの悩みですよね。私が子育てしているころはスマホはなかったので、子どもを静かにさせるには、寝かせるか、食べ物を口に入れてるか、その2つぐらいでしたよ。外食のときは、キッズスペースを探しましたね。お店のいけすに張りついていたこともありました。 今は、私もスマホを活用していいと思います。周りの目が気になるときは、「今日は特別だよ」「この番組だけにしようか」といったことを、周りにも聞こえるぐらいで言ってみるといいかもしれませんね。
スマホなどのデジタルツールとのつきあい方
福井聖子さん スマホなどを長く使うと画面だけで学習しがちですが、目の機能が成長する乳幼児期は、実物を見ることが大事です。例えばリンゴであれば、実物を目の前にすると、目のピントの合わせ方が手前と向こうで違うわけです。画面だと、画面のところにしかピントが合いません。 また、手触り、味、においなど、全て含めて、実感としてリンゴを学習していくと、まわりの言葉がけも「どんなにおいかな」「おいしいね」のように、バリエーションが豊かになります。スマホなどのデジタルツールは、実物と触れる体験を増やしてバランスをとりながら、うまく使っていただけたらと思っています。
あそびのタネ「葉っぱ」
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