新たな子育てサポート

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2022/10/29

出典:すくすく子育て[放送日]2022/10/29[再放送]2022/11/03

今、新たな子育てサポートが広がりをみせています。東京都板橋区にある認可保育園では、定額でおむつが届くサービス「おむつのサブスクリプション(サブスク)」を2022年4月から導入し、親をサポートしています。

おむつのサブスクを運営する会社から、定期的におむつとおしりふきが園に届き、使い放題なのです。
サービスの利用は、各家庭で選択することができます。利用者からは「荷物が少なくなる」「着替えだけ持って行けばいいから、気持ちが楽」といった声が聞けました。

この園の園長によると、少しでも親子で過ごす時間をつくってほしい、絵本を読んだり、会話が少しでも増えたらいいなという思いで導入したそうです。


楽をするのは、親の心に余裕を持たせ、子どもとしっかり関わるため

コメント:柴田悠さん

楽ができるところで楽をするのは、親の心に余裕を持たせて、子どもとしっかり関わるためです。「楽をしていいのか」「愛情がないと思われないか」と、罪悪感を持つことがあるかもしれませんが、親子で幸せな子育ての瞬間を増やしていくことが、本当に子どものためになるでしょう。そのために、一時保育、おむつのサブスクなどのいろいろな子育て支援を、使える範囲でどんどん使ってみてください。子どもとの接し方の改善や余裕につながるのであれば、あえて使ったほうがよいのではないかと思います。

「子育ては楽をしてはいけない」という発想を変える

コメント:大日向雅美さん

楽をするのは大事なことです。楽は「楽しみ」という字にもなります。私たち大人は、日常生活で快適な道具を使うことは、みんながすすめています。でも、子育てに関してだけは「楽をしてはいけない」「甘えてはいけない」といった考えがある。その発想が変わるようにしていきたいと思います。

子育てサポートは、日本の社会全体の問題

コメント:大日向雅美さん

今回、いろいろな子育てのサポートについて考えてきて思ったのは、「子育てサポートは、ママ・パパのためだけではない」ということです。親を助けることも大事ですが、行政がどのように若い世代・子育て世代に希望を持たせる支援ができるかを含めると、親だけではなく、日本の社会全体の問題だと思います。

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