産後の気持ちの変化はなぜ?
産後、育児をがんばっていたのですが、心身ともに疲れてしまい、産後1か月ぐらいは毎日泣いていました。なぜこのように、気持ちに変化が起きたのでしょうか?
出産直後は心が不安定になりやすい
回答:笠井 靖代さん 女性ホルモンには気持ちを安定させる働きがあります。出産直後は女性ホルモンの分泌量が急激に低下し、心が不安定になりやすくなります。 その上、体が思うように動かない、育児が思うようにいかない、睡眠不足で疲労がたまる、という状況も重なるため、産後はとても大変な時期です。マタニティ・ブルーズという症状が出る場合もありますよ。 ■マタニティ・ブルーズとは 産後、一時的に起こる情緒不安定な状態のこと。 多くの場合、2週間ほどで消失することが多い。 主な症状は、「涙もろくなる」「気分が落ち込む」「疲労・不安・緊張を感じる」など。 ホルモンバランスの急激な変化、慣れない育児への不安や疲れ、睡眠不足、孤独感などが原因としてあげられる。
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