就職面接で、子どもを最優先したいと伝えると不利になる?
再就職のため、ハローワークの住宅リフォーム科の職業訓練を利用しました。実際の部屋でリフォーム実習するなど、6か月間建築の基礎を学びました。職業訓練では、クラスメイトの存在が大きかったと感じます。20代から70代までいて、とても仲良くなりました。卒業後も、就職活動の情報交換や、資格の勉強を一緒にしています。
今、就職面接が不安です。子どもを最優先にしたいのが本音ですが、正直に伝えると不利になるのかなと思います。「できます」と言っても、実際にはできなくて困りそうです。みなさんは、どのようにうまく伝えているのでしょうか。
(お子さん8か月のママ)
今、就職面接が不安です。子どもを最優先にしたいのが本音ですが、正直に伝えると不利になるのかなと思います。「できます」と言っても、実際にはできなくて困りそうです。みなさんは、どのようにうまく伝えているのでしょうか。
(お子さん8か月のママ)
まずは仕事について答える準備を
回答:上田晶美さん どんな母親も、子どもが最優先だと考えていると思います。でも、仕事の面接では、まずは仕事についてどう答えるのかを考えてください。 再就職面接には、3大質問があります。1つ目は、これまでの「経験」。2つ目は「志望理由」。3つ目に、その会社で「何ができそうか」「何で貢献できそうか」です。どう言えばしっかり伝わるのか、答える準備をしておくといいですね。
できないことより、できることを伝える
回答:上田晶美さん 仕事について答えた上で、子育て中ならではの質問にも準備しておくとよいですね。子どもが病気のときにどうするのか、残業はできるのか、などです。その場の勢いで「できます」と答えるのではなく、家族でしっかり話し合っておくことが大切です。 例えば、子どもの病気のときは「パパと連携して対処しています」「病児保育の契約を予定しています」など、できないことよりも、できることを伝えてください。できることを話せば、採用側も意欲を感じて安心です。迷った気持ちのままで答えると、採用側も不安になります。
仲間ができ、相談ができる
回答:大沢真知子さん 職業訓練で、いろんな方に出会ったという話が、大事なポイントのひとつだと思います。自分だけで考えていると、どうしても不安になってしまいます。職業訓練のコースに入ることで、仲間や相談相手ができたわけです。外に出て、いろんなネットワークを広げることも重要ですね。
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