子どもたちがパパを嫌がる… どうしたらいい?
パパは子どもたちとの時間を大切にしていて、育児にも積極的です。私の負担を減らそうとしてくれるパパには感謝していますし、子どもたちにはパパっ子になってほしいのですが、子どもたちは決まって「ママがいい」と言います。例えば、パパは毎日寝かしつけをしようとしますが、「パパは嫌。あっち行って。仕事してて!」と言われることもあります。お風呂や歯みがきでも同じです。
パパは「子どもに否定されるのが悲しい。家事・育児を分担したいのに役に立てず悔しい。仕事ができない会社員のような気持ちになる」と言います。どうやったら、子どもがパパっ子になるのでしょうか。
(3歳・1歳5か月 女の子のママ)
パパは「子どもに否定されるのが悲しい。家事・育児を分担したいのに役に立てず悔しい。仕事ができない会社員のような気持ちになる」と言います。どうやったら、子どもがパパっ子になるのでしょうか。
(3歳・1歳5か月 女の子のママ)
子どもはパパを一生否定するわけではない
回答:宮里暁美さん パパの言葉に考えるヒントがたくさんありますね。子育てでは、自分が社会や学校で認められてきたこととは関係なく、それまでの評価基準も使えません。だから「自分はだめだ」と落ち込む必要はないのです。 ただ、今はパパを求めているわけではない。それだけです。パパを一生否定しているわけでもないのです。努力がいつか実ると思う程度の姿勢で、大人のゆとりや心の持ち方を学ぶタイミングだと考えましょう。パパは十分頑張っているので、むしろ頑張り過ぎないようにしてほしいと思います。
興味関心が変化して、パパとの関わりが増えることも
回答:遠藤利彦さん 一般的に、好きな人の中にも順番があります。そのこと自体を気にする必要はありません。 子どもは、これから成長する過程で、興味や関心がどんどん変わっていきます。その中にはパパが得意なこともあるでしょう。例えば体を使った遊びなどです。すると、子どものほうから積極的に「パパと話したい」と言ってくる場合もあります。将来パパっ子になる可能性もありえます。今だけを見るのではなく、少し長期の目線で考えるといいですね。
PR