だっこをしすぎるのは甘やかしになる?

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2021/09/04

出典:すくすく子育て[放送日]2021/09/04[再放送]2021/09/11

息子は、ママと出かけるときはちゃんと歩くのですが、パパのときはだっこをせがみます。どこに行くにも、何をするにもずっとだっこです。元気に歩いて運動してほしいと思いつつ、泣きながらせがまれると、「だっこできるのも小さいうちだけだ」と思い、結局だっこしています。甘やかしにならないか心配です。
(2歳6か月 男の子のパパ)

子どもが父親を求めるのはよい状況

回答:遠藤利彦さん

日本の父親は、子どもと遊ぶ回数や時間が少ないといわれています。その中で、子どもが父親に対して積極的にだっこを求めるのは、とても好ましい状況だと思います。

子どもは体を使っていないわけではない

回答:遠藤利彦さん

おそらく、パパはだっこだけでなく、肩車やおんぶをしてあげることもあるでしょう。肩車は、実はされるほうも体を使います。腹筋や背筋などに力を入れて、肩車の状態を保持するためです。その意味では、だっこされているとき、全く体を使っていないわけではありません。

視野を広げたい気持ちも

回答:遠藤利彦さん

子どもがどうしてだっこを求めるのか考えてみるのもよいでしょう。パパにだっこしてもらって、自分自身の視野を広げたい、違う視点から物を見たい。そんな気持ちがあるのかもしれません。

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